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【外国為替市場展望:ユーロ・円相場】イタリア、スペイン、フランスの国債利回りが当面の焦点
【外国為替市場フューチャー:11月21日~25日の週・ユーロ・円相場】
■ECB(欧州中央銀行)による国債購入が注目
来週(11月21日~25日)のユーロ・円相場については、当面はイタリア、スペイン、フランスの国債利回りが焦点となり、ECB(欧州中央銀行)による国債購入が注目されるだろう。また20日のスペイン総選挙では政権交代が予想されているが、その結果がスペインの国債利回りに与える影響も注目点となり、過度な警戒感が後退すればユーロ買い戻しが優勢になる可能性もあるだろう。
前週(11月14日~18日)のユーロ・円相場は、1ユーロ=103円台半ばに円が上昇した。イタリア、スペイン、フランスの国債利回りが上昇したため、リスク回避のユーロ売り・円買いが優勢になった。
ユーロ圏の債務危機問題については、ギリシャではパパデモス前ECB副総裁を首相とする新内閣、イタリアではモンティ前欧州委員会委員を首相とする新内閣が決定したため、政局混迷に対する警戒感の後退が期待されたが、イタリア、スペイン、フランスの国債利回り上昇、フランス国債の格付け引き下げの噂などで、一段と警戒感が強まる展開となった。
したがって、イタリア、スペイン、フランスの国債利回りが当面の焦点となり、10月のEU首脳会議およびユーロ圏首脳会議で合意した包括支援策についても、銀行の自己資本増強の進捗、EFSF(欧州金融安定基金)のレバレッジ手法、必要な資金の調達・確保などが課題となっている。
しかし、ドラギ前イタリア中銀総裁がECBの新総裁、パパデモス前ECB副総裁がギリシャの新首相、モンティ前欧州委員会委員がイタリアの新首相兼財務相となったことで、EUとECB主導での取り組み前進を期待する見方もあり、ECBによる国債購入の拡大や、EFSFの機能強化策の早期具体化などがポイントになるだろう。
注目スケジュールとしては、20日のスペイン総選挙、21日のユーロ圏9月経常収支、23日のユーロ圏9月鉱工業受注、ユーロ圏11月総合・製造業・サービス部門PMI速報値、24日の独11月IFO業況指数などがあるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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