「TPP」関連で井関農機反発、儲かる農業で農機需要に期待

2011年10月11日 13:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  「TPP関連」で井関農機 <6310> は、5円高の189円と7日(金)の2円安から反発。野田総理が昨日、農業の現場を視察した。「TPP」(環太平洋経済協定)への参加に対し議論を進めていく上で参考としたいということだった。「日本が貿易立国である以上は、TPPへの参加は当然だろう。そのためには、農業も好採算の儲かる産業となる政策が求められる。農業関連にはビジネスチャンスだろう」(中堅証券)。生産性向上には農地拡大化も予想され、農業機械の需要を押し上げることが期待される。

  夏場の7月22日に直近高値216円があり、その後は165~193円で頑強にモミ合っている。11月10日に第2四半期(4~9月)決算を発表の予定。8月10日公表時の今3月期見通しは、前期比0.6減収、営業利益3.4%増益、1株利益3.9円の見通し。とくに、「未定」となっている配当について復配となるかどうか注目される。第2四半期で、今期復配が表明されるなら200円台が見込まれそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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