【上方修正株】東亜DKKは2Q業績上方修正で増益転換し続伸

2011年9月22日 17:04

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  東亜ディーケーケー(東亜DKK) <6848> は22日、4円高の279円と続伸した。前日21日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)業績の上方修正を発表、期初予想の減益予想が増益転換することを手掛かりに低位値ごろの割安株買いが増勢となった。

  2Q業績は、期初予想より売り上げを2億5000万円、経常利益を3億円、純利益を1億8000万円それぞれ引き上げ、経常利益は、7億円(前年同期比33%増)、純利益は、3億8000万円(同42%増)とそれぞれ増益転換して大幅続伸する。

  全社全領域での改革運動が浸透して利益創出の体質改善が進み、電力・石油・製紙分野を中心に東日本大震災関連の復旧・復興需要で一定の受注を確保、超円高により国内総代理店を務める米国ハック製品の国内輸入販売に為替差益が発生したことなどが要因となった。3月通期業績は、下期も増収増益で推移するが、超円高による景気の不安定要素もあり、具体的な見通しが判明する時点で公表するとしており、期初予想では、通期純利益を前期計上の特別利益一巡で7億5000万円(前期比31%減)と前期の過去最高から減益転換すると見込んでいる。

  株価は、前期業績の上方修正でつけた年初来高値350円から大震災発生で同安値194円まで売られ、下げ過ぎ訂正で震災前水準までリバウンドしたものの、今期業績の減益転換・減配予想で再調整した。PER7倍台、PBR0.6倍の割安修正で高値奪回に進もう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
ハウス食品はタイ国での本格展開に需給妙味がいわれて底堅い(2011/09/22)
東証マザーズに新規上場のブレインパッドは大量の買い物を集め買い気配値アップ(2011/09/22)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2011/06/08)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事