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【外国為替市場展望:ドル・円相場】米景気先行き警戒感と円売り市場介入の警戒感交錯
【外国為替市場フューチャー:8月15日~19日のドル・円相場】
■欧州ソブリンリスクの落ち着きも焦点
来週(8月15日~19日)のドル・円相場については、米景気先行きに対する警戒感と円売り市場介入への警戒感が交錯し、米経済指標の動向や欧州ソブリンリスクの動向を睨みながらの展開だろう。
前週(8月8日~12日)のドル・円相場は、リスク回避の動きと円売り市場介入への警戒感が交錯する形で、概ね1ドル=76円台半ば~77円台後半でモミ合う展開だった。一時1ドル=76円30銭近辺に円が上昇して戦後最高値水準に迫るなど、米景気二番底や欧州ソブリンリスク拡大に対する警戒感でドル売り・円買い圧力は強い。しかし一方では、円売り市場介入への警戒感も強く、どちらか一方向に動きにくい状況となっている。
米連邦債務上限引き上げ問題が決着し、米国の一時的なデフォルト(債務不履行)は回避されたが、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によって米国債格付けが引き下げられた。米景気に関しても、前週末には警戒感がやや和らいだものの、二番底に対する警戒感が払拭されたわけではない。米FOMC(連邦公開市場委員会)声明では、ゼロ金利政策を13年半ばまで継続する方針が示されたが、当面は量的緩和策第3弾(QE3)の可能性は小さいとの見方が優勢である。
また欧州ソブリンリスクがフランスまで波及拡大しており、リスク回避のドル売り・円買い圧力は依然として強い。しかし一方では、円売り市場介入に対する警戒感も強いだけに、当面は米経済指標の動向と、欧州ソブリンリスクに対する警戒感の落ち着きが焦点だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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