【注目の決算発表】スズキは1Q営業・経常益が減益転換も通期据え置きで小反発

2011年8月4日 19:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  スズキ <7269> は4日、4円高の1743円と小反発した。3日大引け後に発表した今3月期第1四半期(1Q)業績が、営業・経常減益転換して着地、6月23日開示の第2四半期(2Q)累計業績に対して順調な利益進捗率を示し、市場コンセンサスも上回ったことを材料視した。

  1Q業績は、前年同期比7%減収、20%営業減益、6%経常減益、23%純益増益と増減マチマチで着地した。

  2Q予想業績に対する利益進捗率は、57~63%と目安の50%を上回り、市場コンセンサスは、約50億円上回った。

  売り上げは、東日本大震災の影響で国内売上高が減少し、円高による為替換算も重なり減収転換したことが、利益のマイナス転換要因となっており、諸経費削減や原価低減でも吸収できなかった。

  2Q・3月通期業績は6月予想値に変更はなく、通期純利益は、500億円(前期比10%増)と続伸を見込んでいる。

  株価は、東日本大震災後の高値1950円から今期業績の未定予想が響いて年初来安値1610円に迫る1666円まで再調整、増益維持業績発表で1883円までリバウンドして1800円台を固めていた。下値再確認が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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