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【株式市況を検証】日経平均、TOPIXともに2週ぶりに上昇、買い戻し優勢の1週間
【株式市場フラッシュ:6月20日~24日の週】
■世界的にリスク回避の動きが警戒される状況
6月20日~24日の週の日本の株式市場では、日経平均株価(225種)、TOPIXともに、週間ベースで2週ぶりに上昇に転じた。
日経平均株価は、週末24日の取引時間中に9695円09銭まで上昇し、6月1日(9720円73銭)以来となる9700円台に接近した。また週末24日の終値ベースで見ると、日経平均株価は9678円71銭で6月1日の9719円61銭以来の高値水準、そしてTOPIXは833.20で同じく6月1日の839.41以来の高値水準となった。
外部環境を見ると、米国の景気先行きや金融政策に対する不透明感、米国株式市場の調整懸念、ギリシャ債務問題に対する不透明感やデフォルト(債務不履行)懸念、中国の景気減速と利上げに対する懸念、商品先物市場の下落に対する懸念などで、世界的にリスク回避の動きが警戒される状況だった。
週前半には、重要イベントである米FOMC(連邦公開市場委員会)とバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見を控えていたうえに、外国為替市場でドル・円相場が1ドル=80円台で高止まりするなど、様子見ムードが強まる状況だった。
しかし、前週末17日の独仏首脳会談でのギリシャ支援の合意や、22日のギリシャ議会による新内閣信任などで、ギリシャ債務問題に対する当面の警戒感が和らいだ。さらに、国内主要銘柄の12年3月期業績見通しがほぼ出揃ったことも安心感につながり、株価指数先物取引が主導する形で、買い戻し優勢の1週間となった。また週後半には、東日本大震災後の戻りの鈍いセクターや銘柄を買い戻す動きが目立つなど、循環物色で相場を押し上げる兆しも見え始めた。
日経平均株価の終値ベースで騰落状況を見ると、週初20日は前週末(17日)に比べて2円92銭(0.04%)高と小幅ながら3営業日ぶりに反発、21日は前日比105円34銭(1.13%)高と大幅続伸、22日は前日比169円77銭(1.80%)高と大幅に3営業日続伸、23日は前日比32円69銭(0.34%)安と4営業日ぶりに反落、24日は前日比81円97銭(0.86%)高と反発した。日中の値幅は20日が74円62銭、21日が81円30銭、22日が133円37銭、23日が99円11銭、24日が85円85銭だった。
日経平均株価の週末24日の終値は9678円71銭となり、前週末(17日)の終値に比べて327円31銭(3.50%)上昇した。週間ベースで2週ぶりの上昇だった。取引時間中ベースの週間高値は24日の9695円09銭で、6月1日(9720円73銭)以来となる9700円台目前に迫った。週間安値は20日の9346円76銭、1週間の取引時間中の値幅は348円33銭だった。
TOPIXの週間騰落状況を見ると、週末24日の終値は833.20となり、前週末(17日)の終値に比べて27.86ポイント(3.46%)上昇した。週間ベースでは2週ぶりの上昇となった。また、終値ベースで6月1日(839.41)以来となる830ポイント台を回復した。取引時間中ベースの週間高値は24日の834.37、週間安値は20日の805.94だった。なお、週末24日時点の終値ベースでのNT倍率は11.62倍となり、前週末17日時点の11.61倍に対して0.01ポイント上昇した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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