【外国為替市場展望:ドル・円相場】景気不透明感で一時的にリスク回避の動き

2011年6月12日 22:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【外国為替市場フューチャー:6月13日~17日】

■引き続き1ドル=80円近辺の小幅レンジでの展開が想定

  来週(6月13日~17日)の外国為替市場で、ドル・円相場はやや材料難となり、引き続き1ドル=80円近辺の小幅レンジでの展開が想定される。ただし米国景気の先行きに不透明感が強いだけに、経済指標の内容や長期金利の動向次第では、一時的にリスク回避のドル売り・円買いの動きが強まる可能性もあるだろう。

  前週(6月6日~10日)のドル・円相場は、一時1ドル=79円70銭台に円が上昇した。米国の5月雇用統計など低調な経済指標を受けて、米国景気の先行きに警戒感が広がった。ただし大勢としては、1ドル=80円を挟む小幅レンジでモミ合う展開だった。

  米国では足元の低調な経済指標を受けて、景気の先行きに対する不透明感が強まっている。雇用回復の鈍化は東日本大震災の影響などで一時的との見方もあるが、原油価格上昇の影響で消費減速が懸念されるなど、景気に対する警戒感が広がり、株式市場でもダウ工業株30種平均株価が約2カ月半ぶりに1万2000ドル台を割り込み、調整局面となっている。そして米国の金融政策については、追加的な金融緩和策(QE3)に対する期待も広がっている。

  さらに、中国の景気減速懸念、商品先物市場の下落、欧州の財政不安問題など不透明感が強いだけに、リスク回避の動きが当面の焦点だろう。ドル安・円高圧力が一段と強まった場合には、G7(日米欧主要7カ国)による協調円売り介入が焦点となるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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