モデル100人が登場、チャリティーイベント「RUNWAY for JAPAN」開催

2011年5月16日 11:45

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記事提供元:ファッションプレス


AGURI SAGIMORI


 東日本大震災復興支援チャリティー・ファッションショー「RUNWAY for JAPAN」が5月15日、文化服装学院 遠藤記念館にて開催された。


 ファッション界にも大きな影響を及ぼした今回の大震災。一人のモデルの「モデルとして何かアクションを起こしたい」という声掛けから、およそ100名以上のモデルが集結。また日本が誇るブランド、企業も今回のイベントに協力するなど、大規模なチャリティー・ファッションショーとなった。ランウェイでは様々なブランドのコレクションが登場し、数多くのデザイナーの力作を披露。そのブランドのテイストが入りつつも、その服からエネルギーを感じる事の出来る作品がランウェイに登場した。




モデル100人が登場、チャリティーイベント「RUNWAY for JAPAN」開催 モデル100人が登場、チャリティーイベント「RUNWAY for JAPAN」開催
左)araisara 右)Giacometti


 また、イベントの冒頭では、ピアニスト・歌手の秦万里子さんが「ふるさと」や「上を向いて歩こう」、イベント中盤に美しい歌声で観客を魅了したソプラノ歌手の小川里美さんが「G線上のアリア」など、元気を与えてくれる歌を披露した。


 イベント終盤には、現在東京に避難をしている福島県のキッズモデルがランウェイを闊歩。恥ずかし気にランウェイを歩き、そしてその姿を、キッズモデルの両親が見守る姿がとても印象深かった。日本国旗を背中に羽織りランウェイを歩いた福島県南相馬市から避難して来た廣田直希君(7)は、「ランウェイを歩く時緊張したけれど、とても楽しめた」と恥ずかしそうに答えた。


 参加デザイナーの1人、ユマコシノの小篠 ゆま氏は、今回のイベントに関して協力したいという気持ちがあったと共に、40近いブランドが協力する事を知った時感動したことを話した。また、福島県いわき市在住のデザイナーの志賀亮太氏は「諦めないで、希望を捨てずに頑張らないといけない」と何度も口にした。志賀氏のアトリエは福島県いわき市にあり、現在でもそこを拠点として制作に励んでいる。


 今なお震災の爪痕が根強く残る被災地に「少しでも貢献したい」という気持ちから生まれた今回のイベント。冒頭の秦さんの歌の歌詞に「1本のロウソクが10本に、10本が100本に、100本が1000本に」とあるように、多くの人々が協力するとそれが大きな力に変わることを訴えかけるようなイベントとなった。


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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