ミドルと職場の感情を活性化、「リフレクション・ラウンドテーブル」体験セミナー

2010年9月22日 05:01

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株式会社ジェイフィール・取締役の重光直之氏

株式会社ジェイフィール・取締役の重光直之氏[写真拡大]

 社長や部長といった経営層から押しつぶされ、現場を担う部下からも突き上げられて、その間に挟まれたあなたは相談する相手もなく、社内で孤立してはいないだろうか。そんなミドルマネージャーたちを救うマネジメント・プログラムが昨今話題を呼んでいる。

 株式会社リクルート・マネジメント・ソリューションズは21日、中間管理職向けの行動変革プログラム「リフレクション・ラウンドテーブル」体験セミナーを開催した。

 このプログラムは世界的なマネジメント思想家の一人ヘンリー・ミンツバーグ教授(カナダ:マギル大学)とその息子フィル・レニールが創設したリーダーシップ・プログラム"Coaching Ourselves"の日本版である。

 対象者はミドルマネジメント層。経営者や若手社員のセミナーはよく見かけるが、この層を対象としたものはこれまであまり見かけなかった。しかし、2010年に入ってから中間管理職向けの本やセミナーは急増しており、彼らのマネジメント・トレーニングのニーズが高まっていることは明らかだ。

 同プログラムの独占ライセンスを所有する株式会社ジェイフィール・取締役の重光直之氏によると、これは日本国内のみならず、世界的にも同様の傾向がみられるという。

 「米国や欧州などの先進国をはじめ、今やアジアの新興国の中間管理職者たちも、自らのマネジメントの質の向上やチーム成長の仕組み作りに力を入れ始めている。」

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