『るろうに剣心』が休載決定!作者が児童ポルノ所持容疑で書類送検に

2017年11月22日 21:33

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 『るろうに剣心』などで知られる人気漫画家・和月伸宏氏(47)が、11月21日に「児童買春・児童ポルノ禁止法違反(単純所持)」容疑で書類送検された。

 この件を受け集英社では、現在「ジャンプスクエア(SQ)」にて連載中の『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』を、12月4日に発売予定の1月号より当面の間“休載”すると発表した。

■複数の児童ポルノDVD所持の疑い

 漫画家・和月伸宏(わつき のぶひろ)氏は、10月に都内事務所にて複数の児童ポルノDVDを所持していた疑いで、11月21日に「児童買春・児童ポルノ禁止法違反(単純所持)」で書類送検された。

 報道によると、容疑については本人もおおむね認めており、「児童に興味があった」などとも述べている。また集英社は今回の報道を重く受け止めており、和月氏も深く反省しているとのコメントが伝えられた。

 和月氏は現在「ジャンプスクエア(SQ)」誌上で『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』を連載しているが、次回掲載予定であった12月4日発売号から、本作は当面の間“休載”することが集英社から21日に発表されている。

■さまざまなメディアで話題となった人気漫画『るろうに剣心』

 『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』は、1994~1999年まで週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画で、シリーズ累計は6,000万部を超える人気作品だ。本作は漫画やアニメ以外にも、佐藤健主演による実写映画3部作でも大きな話題となった。

 その人気を受けてか、本編終了から18年経った2017年、「ジャンプスクエア(SQ)」10月号(9月発売)から『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』の連載がスタート。ファンにとっては待ちに待った新章だけに、今回休載に至るまでの顛末に多くの人々が驚きを隠せないでいるようだ。(記事:高塔・記事一覧を見る

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