Meike、169ドルのAPS-C単焦点「AF Air 25mm F1.7」を発売 ニコンZ・ソニーE・富士フイルムXに同時対応

2026年8月15日 14:58

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記事提供元:Tech Times

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Meikeは2026年8月14日、APS-Cミラーレスカメラ向けの単焦点レンズ「AF 25mm F1.7 Air」を発売した。中国での発売時価格は699人民元(約16500円)で、ソニーE、富士フイルムX、ニコンZの3マウントに対応する。国やマウントによって販売価格や取り扱い状況が異なる可能性があるため、購入時には各地域の公式ストアで確認する必要がある。

■CP+での展示から発売まで

Meikeは「CP+ 2026」で、25mm F1.7、35mm F1.7、56mm F1.7からなるAirシリーズを展示していた。当初は2026年5月ごろの発売が見込まれていたが、25mm F1.7 Airの正式な発売は8月14日となった。

2026年3月には、Meikeの一部ニコンZマウントレンズが中国のオンライン販売経路から一時的に姿を消した。同社はこれを「在庫の最適化」と説明していたが、当時はニコンとViltrox関連企業の間で、Zマウント関連特許を巡る法的手続きが進んでいた。

その後、中国国家知識産権局(CNIPA)の専利復審・無効審理部は、ニコンが保有する中国特許第202010127062.4号について、進歩性を欠くとして全請求項を無効とする審決を下した。審決日は2026年7月13日で、決定番号は第661357号である。

ただし、今回の審決はZマウント規格全体や通信プロトコルに関するすべての権利を無効にしたものではない。対象はレンズなどのアクセサリーをカメラに装着するための突出部や電気端子の配置などを含む特定の中国特許であり、ニコンには決定書の受領から3カ月以内に北京市知識産権法院へ行政訴訟を提起する余地が残されている。したがって、関連する法的問題がすべて最終決着したとはいえない。

■STMを採用した軽量AFレンズ

AF 25mm F1.7 Airは、オートフォーカスの駆動にSTM(ステッピングモーター)を採用している。フォーカスリングの操作を電気信号としてモーターに伝えるフォーカスバイワイヤ方式で、AFとMFの双方に対応する。

STMには、比較的滑らかにフォーカスを動かしやすいという特徴がある。一方、実際の合焦速度や静粛性、被写体追従性能はカメラ本体、ファームウェア、撮影条件によって変わる。発売直後の段階では、Meike製レンズを対象とした十分な第三者検証がそろっていないため、動画撮影を含む実用性能については今後のレビューを待つ必要がある。

光学設計は9群12枚で、絞り羽根は9枚。最短撮影距離は0.25m、最大撮影倍率は0.14倍、フィルター径は52mm、重量は169gとされている。

焦点距離25mmは、一般的なAPS-C機では35mm判換算約37.5mm相当の画角となる。広角と標準の中間に位置し、日常のスナップ、旅行、室内、周囲の状況を含めた人物撮影などに使いやすい画角である。

■仕様一覧

・対応撮像画面サイズ:APS-C
・焦点距離:25mm
・35mm判換算焦点距離:約37.5mm相当
・開放F値:F1.7
・最小絞り:F16
・光学構成:9群12枚
・絞り羽根枚数:9枚
・フォーカス:AF、MF
・AF駆動:STM
・最短撮影距離:0.25m
・最大撮影倍率:0.14倍
・フィルター径:52mm
・重量:169g
・対応マウント:ソニーE、富士フイルムX、ニコンZ

■Viltrox AF 25mm F1.7 Airとの違い

Meike製品は、Viltroxの「AF 25mm F1.7 Air」と焦点距離、開放F値、対応マウント、重量、フィルター径などに共通点がある。ただし、共通する仕様だけを根拠に、同じODM製品または同一の光学系と断定することはできない。

公表されている光学構成は、Meikeが9群12枚、Viltroxが10群12枚である。Viltrox製品の最短撮影距離は0.3m、最大撮影倍率は0.11倍とされており、この点でもMeikeの公称仕様とは異なる。

両製品の製造元や設計上の関係について、メーカーから公式な説明は確認されていない。Meike製品の第三者による光学性能試験も発売直後の段階では限られているため、Viltrox製品のレビュー結果をそのままMeike製品に当てはめることはできない。

■マウント別の検討ポイント

富士フイルムX:35mm判換算約37.5mm相当となり、日常のスナップや旅行に使いやすい画角である。純正の「フジノンレンズ XF27mmF2.8 R WR」はより薄いパンケーキ型で防塵・防滴・耐低温構造を備える一方、MeikeはF1.7の明るさと価格を特徴とする。携帯性、防塵防滴、絞りリング、AF性能など、重視する条件に応じて比較したい。

ソニーE:APS-C用レンズの選択肢が多く、同じ焦点距離帯にはViltroxをはじめ複数の競合製品がある。Meike製品については、対応するボディ機能、レンズ補正、ファームウェア更新方法などを販売元の情報で確認することが重要になる。

ニコンZ:今回のCNIPA審決は、Zマウント関連の特定の中国特許を全請求項無効とした。ただし、Zマウントに関するすべての権利や法的問題が消滅したわけではなく、審決に対する司法手続きの可能性も残る。また、カメラ本体の将来のファームウェア更新後もすべての機能が維持されるかどうかは、現時点では判断できない。

3マウントに共通する注意点として、発売直後には独立した実機レビューや光学試験が十分にそろっていない。価格や軽さは魅力だが、周辺部の解像性能、ボケ、歪曲収差、逆光耐性、AF速度、動画撮影時の動作音などを重視する場合は、実機レビューを確認してから判断するのが妥当だ。

■Airシリーズの今後

MeikeはCP+ 2026で、25mm F1.7 Airに加えて35mm F1.7 Airと56mm F1.7 Airも展示している。ただし、各製品の発売日、対応マウント、価格は地域によって異なる可能性があるため、正式な製品情報を個別に確認する必要がある。

Meikeがズームレンズを開発しているとの情報も伝えられているが、具体的な焦点距離、開放F値、発売時期、価格などは明らかになっていない。

■注目ポイントQ&A

●Meike AF 25mm F1.7 AirはViltrox AF 25mm F1.7 Airと同じレンズですか?

同一のレンズであることは確認されていません。焦点距離や開放F値、重量などには共通点がありますが、光学構成はMeikeが9群12枚、Viltroxが10群12枚で、最短撮影距離と最大撮影倍率も異なります。両社の製造・設計上の関係について、公式な説明は確認されていません。

●ニコンZマウントを巡る特許問題は解決したのですか?

完全に解決したとはいえません。CNIPAはニコンの中国特許第202010127062.4号について全請求項を無効とする審決を下しましたが、対象はZマウントに関係する特定の特許です。ニコンが司法手続きを取る余地も残されており、ほかの特許や権利関係まで無効になったわけではありません。

●STMは動画撮影に適していますか?

STMは滑らかなフォーカス制御に利用される方式で、動画用レンズにも広く採用されています。ただし、実際のAF速度、追従性能、動作音はレンズの設計やカメラ本体との組み合わせによって異なります。Meike製品については、独立した実機検証を確認して判断する必要があります。

●日本での価格や発売日は決まっていますか?

2026年8月14日時点で、日本国内の正規販売価格や発売日を裏付ける公式な日本語発表は確認できません。

元記事: Meike Air 25mm Arrives for Three APS-C Systems as Z-Mount Patent Risk Resolves

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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