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ダイキンと伊藤忠、空調機リサイクルで提携 回収から製品適用まで一体管理
ダイキン工業と伊藤忠商事は9日、業務用空調機の水平リサイクル事業で包括的業務提携契約を締結したと発表した。「再資源化事業等高度化法」の枠組みを活用し、回収から再資材化、製品適用までを一体管理する体制を構築する。
両社は業務用空調機の回収・解体・選別・冷媒回収・品質評価・再資材化・製品化まで、資源循環の全工程を一貫管理する体制を築く。対象素材は金属(鉄・銅・アルミ・レアアース等)やプラスチック、電子部品、フロン類など、多様な再利用素材を順次拡大する方針だ。
背景には、循環型経済への移行が進む中で業務用空調分野の水平リサイクルの重要性が高まる一方、再生材を安定的に製品へ適用するには品質評価やトレーサビリティを含むサプライチェーン全体での管理が課題となっていた事情がある。
ダイキングループは再生材の性状評価や生産工程設計、品質保証、回収・保守網の活用、製品開発・販売を担う。伊藤忠商事グループは法認定の取得支援、全国リサイクルネットワークの構築、物流・収集運搬、トレーサビリティ体制の構築などを担当する。
展開に当たっては、まず国内市場で水平リサイクル事業の実装と法認定取得を進め、品質・規制要件を順守しながら段階的に全国展開する。対象モデルや数量、品質基準、配合率などは個別に契約し、迅速な事業展開を図るとしている。
ダイキンは冷媒の回収・再生や銅・アルミ、レアアース磁石の水平リサイクルを重要施策として推進しており、今回の協業を通じて業務用空調機全体を対象とした資源循環の仕組みの早期の社会実装を目指すとしている。
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