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8月の外食産業は9カ月ぶりに前年割れ
日本フードサービス協会がまとめた8月の外食産業市場動向調査によると、台風などの影響で業界全体が振るわず、売上は前年同月比で1.7%減で、9カ月ぶりに下回った。
落ち込みが激しかったのはファミリーレストランで、同3.8%減だった。特に「焼き肉」は同4.5%減と、2012年2月以来の前年同月比割れとなった。
パブ・ビアホールでは、再出店や新規出店が好調だったものの、「山の日」と休日に挟まれた金曜日が通常ほど集客できずに売上は同1.2%減。居酒屋は、店舗整理が続く中で客数が落ち込み、同14.5%減と前年比減が続いている。
一方で、ファーストフードは同0.6%増とわずかに前年を上回った。ハンバーガーなど「洋風」が、キャンペーンや季節商品が好調で同3.6%増と牽引した。「和風」は、季節メニューが予想より振るわず同4.7%減。「持ち帰り米飯・回転寿司」は同4.0%減と厳しい夏となった。
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