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インターホン1位:アイホンが配信した「認知症予防レポート」に学んだ
アイホン(6718、東証プライム市場)。インターホン市場で首位。医療・介護向けナースコールも展開。欧米市場の深耕加速。
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安定した収益動向を示している。2021年3月期から前25年3月期は、「平均5.74%増収、12.24%営業増益、65円配から130円配へ」。今26年3月期は「3.3%の増収(654億円)、18.0%の営業増益(45億円)、配当性向57.5%」計画。
至26年3月期の中計を上方修正。「売上高575億円を635億円、営業利益48億円を56億円、ROE6%を6.4%」へ。今期着地予定をそれぞれ上回っている。長期ビジョンとして2033年3月期のROE:10%以上を掲げている。
医療・介護向け事業を展開するアイホンは、関連するメッセージ(レポート)を機に触れ折に触れて配信している。最近では「認知症対応策」として、こんなレポートが発信されている。
<脳トレに計算ドリルがおすすめ、音読とセットで認知症の予防と改善に効果的>
脳科学の研究によると、認知症予防や既に発症している場合にも高齢者向けに効果的とされる理由を解説・・・
<その理由>
脳が担う計算能力は「前頭前野」と呼ばれる部分がつかさどる。加齢とともに脳の認知機能は低下するが、特に計算能力は衰えやすく低下は認知症の判断基準の一つになっている。認知症予防には「計算」により、適度な刺激を与えることが肝要。脳科学の専門家の実験では、簡単な計算問題に短時間取り組むことで「前頭前野」を中心に脳全体を活性化できることが分かった・・・
<計算で大事なのは正確さよりスピード>
「5+3」「6-2」など簡単な問題を「〇」「×」ではなく、決められた時間内に答えを出すことが肝要。毎日10~15分、速さを意識したトレーニングの継続が有効・・・
<音読とコミュニケーションでより効果的>
脳の計算機能を担う前頭前野はそれ以外に、「物事を考える」「感情や行動をコントロールする」「コミュニケーションをする」「脳の他の領域に指令を出し、機能させる」といった役割を果たす。脳の司令塔でもあり、人の認知機能にとり欠かせない部分。研究で認知症予防に役立つことが解明されている。音読トレーニングは計算と同様に前頭前野から脳全体が活性化されることが実証されている・・・
本稿作成中の株価は2700円台半ば、予想税引き後配当利回り3.7%余。年初来安値2174円で底を入れ、6月高値2848円まで買い直された後の高値ゾーンで推移。PBR0.67倍。押し目買い姿勢で臨むのが賢明か・・・(記事:千葉明・記事一覧を見る)
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