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小田急・海老名駅前再開発の最終ピース、ファミリー棟とホテル温浴棟の計画決定
小田急電鉄は、神奈川県海老名市の海老名駅前で整備している新街区「ViNA GARDENS(ビナガーデンズ)」(海老名市めぐみ町)で、最終ピースとなるファミリー棟、ホテル温浴棟(ともに仮称)の施設計画を決定した。ファミリー棟は2027年春、ホテル温浴棟は2028年の開業を予定している。
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ファミリー棟は鉄骨5階建て延べ約3,500平方メートル。保育園や学童保育に加え、国際的な視点を育む学習環境を整備する計画。子どもたちが多様な価値観に触れながら、伸び伸びと育つ場所にして子育て世帯や共働き世帯のニーズに対応する。ペットホテルや動物病院も備え、ペットのしつけ教室を開くなど、ペットと暮らす人たちを支援する。
ホテル温浴棟は鉄骨12階建て延べ約1万600平方メートル。エリア内の地下約1,300メートルから湧き出る温泉を楽しめる日帰り温浴施設と約120の客室を持つホテル、商業施設を入れる。日帰り温浴施設には温浴後にゆっくりくつろげるラウンジやキッズエリアを設ける。入居テナント名は今後、発表する。
小田急電鉄は1960年代から海老名駅前の開発を段階的に進めてきたが、2015年から海老名駅に隣接する約3万5,000平方メートルの区画を「ViNA GARDENS」と命名し、オフィス、住居、商業施設などの複合開発に入っている。2016年には海老名駅をロマンスカー停車駅にした。
開発エリアは全9区画で、これまでに商業施設の「ViNA GARDENS TERRACE(テラス)」、分譲マンション2棟、コンビニエンスストア、オフィスが入る「ViNA GARDENS OFFICE(オフィス)」が完成した。2027年1月には新たに分譲マンション1棟の入居が始まる予定。ファミリー棟、ホテル温浴棟の完成ですべての開発を完了する。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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