JR西日本、ICOCA利用エリア拡大を発表 車載型IC改札機も初導入へ

2017年10月19日 21:01

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今回拡大するエリア(画像:JR西日本発表資料より)

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 西日本旅客鉄道(JR西日本)は18日、自社のICカード乗車券「ICOCA」の利用エリア拡大について発表した。また、鳥取・JR境線へ車載型IC改札機の導入も発表されており、車載型IC改札機は、JR西日本では初の導入となる。

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 2018年夏に、山陽線(相生駅~和気駅間)、赤穂線(播州赤穂駅~長船駅間)、北陸線(大聖寺駅~近江塩津駅間)にICカード改札機を導入し、ICOCAの対応エリアとする。現在は、既に導入済みの近畿圏、岡山・広島・山陰・香川、石川・富山の各エリア単位で利用可能であったが、エリア拡大により、各エリアをまたがった利用が可能となる。対応エリアは、東端の富山・越中宮崎駅から西端の山口・南岩国駅まで北陸本線・東海道本線・山陽本線経由で764.6キロメートルにわたる。

 エリア拡大にともない、ICカード乗車券の利用は、2018年夏のエリア拡大後、営業キロ200キロ内に制限されることも発表された。システム側の対応などを制限の理由としている。但し、在来線特急停車駅や、大阪近郊区間内の利用では、例外的に200キロ以上でも乗車可能となる。

 18日には、2019年春の境線へのICOCA導入についても発表された。境港市出身の故水木しげるの作品「ゲゲゲの鬼太郎」のイラストが描かれた車両が走ることでも有名な境線は、終点の境港駅以外は無人駅である。駅係員が居ない状態でのワンマン運転のため、車内で運賃や切符を収受しており、これまでICカード導入が見送られていた。今回、終点の境港駅にのみ、ICカード専用改札機を設置する。中間の駅では、各車両出入口に設置したICカード読み取り機にタッチし、運転席横の運賃箱の読み取り機で精算する。

 JR西日本のICカード乗車券ICOCAは、2003年11月にサービスを開始し、2014年には発行枚数が1,000万枚を突破した。関西圏で最も普及しているICカード乗車券である。2016年には、2018年春からの草津線全線、和歌山線(高田駅~五条駅間)へのエリア拡大が発表されていた。今回の発表のほか、既にポストペイ方式の導入やポイントサービスの開始なども発表されており、さらなるサービスの充実が期待される。(松村美風)

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