ドライブレコーダー普及率100%を目指せ!事故は待ってはくれない

2017年7月28日 16:32

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「シンプルメニューでらくらくドラレコ OWL-DR05-BK」(写真: オウルテックの発表資料より)

「シンプルメニューでらくらくドラレコ OWL-DR05-BK」(写真: オウルテックの発表資料より)[写真拡大]

■オウルテックから1万円以下で買えるコスパの良いドライブレコーダーが発売!

 7月25日、2.4インチ液晶画面を搭載したドライブレコーダー「シンプルメニューでらくらくドラレコ OWL-DR05-BK」が、オウルテックから発表された。8月上旬より、直販サイト「オウルテックダイレクト」や量販店で発売を開始する。価格はオープンだが、実売価格は7,000円台になりそうだ。

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■ドライブレコーダーの普及率と、装着するメリットは?

 自動ブレーキや自動運転が普及しつつある昨今であるが、それよりも安価で、後付けできるドライバーレコーダーも注目されている。装着しておけば、万が一事故が起こった時など、記録された映像が事故処理などの明確な証拠となる。

 しかしドライブレコーダーの普及率は、企業だと50%ほどはあるのだが、一般消費者では10%ほどしかないというデータもある。それほど普及していない印象だ。ただし、装着したいと思っている消費者は60%もいるという。装着するメリットが明確に感じられないため、購買につながっていないようである。費用対効果のこともあるだろう。

 だがある調査では、実際に事故に遭遇して「ドライブレコーダーが役に立った」という人が7割もいたという。やはり装着する意義は十分にありそうである。映像に記録されているのだから、不明確な言葉の説明よりも事故の動かぬ証拠になることは間違いない。装着していない時と比べて、一目瞭然となる。ということは、保険金の請求もスムースになる。

 また意外に多い購入理由が、ドライバーの安全意識が高まることにあるという。たしかに、スピードの出し過ぎなど自分や家族のいい加減な運転の抑止効果にもなりそうである。企業がドライブレコーダー装着に積極的な理由の1つに、ドライバーの意識向上があるのは有名な話である。

■ドラレコ初心者にやさしい「OWL-DR05-BK」の機能とは?

 今回発売されたオウルテックのドライブレコーダー「OWL-DR05-BK」は、シンプルで使いやすい。

 ボタンを大きくして操作性をシンプルにし、液晶も2.4インチで見やすいものにしている。また、映像の記録についても、高解像度のHD(1280 × 720p)で、F2.0の明るいレンズを搭載して夜でも明るくノイズの少ない映像を可能にしている。周波数が原因の「信号消滅問題」や地デジとの電波干渉もクリアされている。

 この他にも、リチウムイオンバッテリーが内蔵されているので、エンジンのかかっていない状態でも約30分は録画が可能になっている。ちょっと車を離れている間の当て逃げや盗難などの録画も可能だ。さらにうれしいのは、動画変換することなくSNSや動画投稿サイトなどで高画質映像を共有するのが可能なことで、日常でも大いに活用できるだろう。

 常時録画についてはこの価格ではまだできないが、コスパが良く、まず手始めに「ドラレコ初心者」が試してみるのには良い商品になっているのではないか。事故が起こってしまってからの負担を考えると、非常に安い買い物である。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る

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