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日立、身体的負担を軽減する新形状の通勤電車用座席を開発
日立製作所は、高齢者などの身体的な負担を軽減する通勤電車用座席を開発した。(写真:同社発表資料より)[写真拡大]
日立製作所は23日、高齢者などの身体的な負担を軽減する通勤電車用座席を開発したと発表した。
本製品は、川上デザインルーム代表を務めるプロダクトデザイナーの川上元美氏と共同開発。座面の高さを従来の座席と比べて、約100mm上げ、座面の奥行を約100mm短くすることで、浅く腰掛けることができるようにした。
また、座席間には仕切りの役割を兼ねたひじかけを設けている。これにより、人が座席に座ったり、座席から立ったりする際の動作に要する時間が短縮され、身体的な負担を減らすことができるという。また、座面が浅いため、座った時に足を投げ出しにくくなり、車内のスペースがより有効に使えるという。
同社では今後、本製品を車両に搭載し、使い勝手や耐久性などを評価、検証の上、実用化を目指すとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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