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Switch 2版『Stellar Blade』は30fpsから60fpsを目指す DLSSとFSR 3.1を併用

(Shiftup.co.kr)[写真拡大]
Nintendo Switch 2版『Stellar Blade Complete Edition』では、NVIDIAのDLSSによるアップスケーリングと、AMD FSR 3.1のフレーム補間を組み合わせ、TVモードと携帯モードの双方で60fpsを目標とする。ゲーム自体の描画は30fpsを基礎とし、その間に生成したフレームを挿入する設計だ。
SHIFT UPは、TVモードでアップスケーリング後の1080p、携帯モードでアップスケーリングを行わない720pを目標としている。本作は2026年後半に発売予定で、具体的な発売日は発表されていない。
■DLSSとFSR 3.1を組み合わせて60fpsを目指す
SHIFT UPのCTO兼テクニカルディレクターを務めるDongKi Lee氏は、Nintendo Everythingのインタビューで、Switch 2版の映像処理について説明した。
Switch 2にはNVIDIA製のカスタムプロセッサーが搭載され、Tensorコアを利用したDLSSに対応している。DLSSは、低い内部解像度で描画した映像と過去のフレームなどの情報を利用し、より高い解像度の画像を再構成する技術である。
Switch 2版『Stellar Blade』では、DLSSを解像度のアップスケーリングに使用し、その出力にAMD FSR 3.1のフレーム補間を適用する。Lee氏によると、基礎となる描画を30fpsで安定させ、その間に補間フレームを生成することで60fpsの出力を目指している。
Lee氏は、プレイヤーにとってレイテンシーが一定であることを重視したと説明している。フレーム補間によって画面上の動きを滑らかに見せながら、ゲーム側の描画間隔を安定させる設計となる。
ここで示されている60fpsは、すべてのフレームをゲームエンジンが個別に描画する方式ではなく、30fpsで描画したフレームの間に生成フレームを挟んだ出力目標である。発売前の開発段階にあるため、実際のフレームレートの安定性や入力遅延、映像品質については製品版での検証を待つ必要がある。
■AMDの推奨条件を下回る30fpsからの補間
AMDはFSR 3の開発者向け資料で、フレーム生成を利用する場合、アップスケーリング後かつ補間前のフレームレートとして最低60fpsを確保することを推奨している。60fpsの入力から最大120fpsの出力を得る構成が、同社の想定する代表的な利用例だ。
これに対し、Switch 2版『Stellar Blade』が採用する30fpsという基礎フレームレートは、AMDが示す推奨条件を下回る。FSR 3のフレーム生成は入力フレームの間を補うため、入力される実フレームが少ないほど、補間に利用できる時間方向の情報も限られる。また、生成フレームはゲームの入力処理を増やすものではないため、操作応答の基礎は30fps側の処理に左右される。
一方、補間結果の品質は、基礎フレームレートだけで決まるものではない。ゲームエンジンから渡されるモーションベクトル、光学フロー、画面内の動き、ユーザーインターフェースの処理、フレームペーシングなど、実装全体の影響を受ける。
SHIFT UPは一定の30fpsを基礎にすることでレイテンシーの均一性を重視したとしている。高速な攻撃を見極めて回避やパリィにつなげる本作において、生成フレームによる滑らかな表示と操作感をどのように両立しているかが、Switch 2版の技術的な注目点となる。
■TVモードはアップスケーリング後1080p、携帯モードは720p
SHIFT UPによると、TVモードではDLSSによってアップスケーリングした1080pの映像を目標とする。携帯モードでは、アップスケーリングを行わない720pで動作させるという。フレームレートについては、いずれのモードでも60fpsを目標としている。
NVIDIAは、Switch 2のカスタムプロセッサーが専用のTensorコアとRTコアを備え、DLSSなどのAIを利用した映像処理とリアルタイムレイトレーシングに対応すると説明している。『Stellar Blade』では、このうちDLSSを解像度の再構成に利用し、フレーム生成部分をAMDの技術で補う構成となる。
AMDはFSR 3.1でフレーム生成機能と自社のアップスケーリング機能を分離し、別のアップスケーリング技術と組み合わせられるようにした。これにより、DLSSで解像度を高めた画像にFSRのフレーム補間を適用する今回の構成が可能になっている。
Gamescom 2026で公開されたSwitch 2版のゲームプレイ映像では、主人公のイヴが崩壊する建造物を駆け抜け、複数の敵やボスと戦う場面が披露された。回避、剣による攻撃、パリィからの反撃といった、素早い動きを伴う戦闘を確認できる。
Gamescomで試遊したTheGamerのSam Woods氏は、動作について高く評価する一方、PS5版と比べると髪の表現などに簡略化が見られると指摘した。Switch 2版では携帯性と60fpsの目標を重視しつつ、映像表現とのバランスを取っていることがうかがえる。
■Joy-Con 2のモーション操作にも対応
Switch 2版は、戦闘以外のアクティビティでJoy-Con 2のモーション操作に対応する。SHIFT UPの日本向け発表では、探索やインタラクションにモーション操作を取り入れ、Switch 2ならではの体験を提供するとしている。
『Stellar Blade』は、謎の勢力に占領された地球を奪還するために送り込まれた精鋭戦士イヴを主人公とするアクションアドベンチャーゲームだ。文明崩壊後の地球を探索しながら敵と戦い、地球で起きた出来事とイヴの任務に隠された真相を追っていく。
『Stellar Blade Complete Edition』のPS5版とPC版には、ゲーム本編に加え、『NieR:Automata』と『勝利の女神:NIKKE』とのコラボレーションコンテンツをまとめたTwin Expansion Packや、各種衣装などが収録されている。
■東京ゲームショウ2026で世界初の一般試遊
Switch 2版『Stellar Blade Complete Edition』は、2026年9月17日から21日まで幕張メッセなどで開催される東京ゲームショウ2026に出展される。一般公開日は9月19日から21日までとなる。
試遊版は、展示ホール4のセガ/アトラスブース内にあるセガパートナーズコーナーに出展され、6台の試遊機が用意される。一般来場者がSwitch 2版を試遊できる機会としては世界初となる。
9月20日には、SHIFT UPのCEOで『Stellar Blade』のクリエイターでもあるキム・ヒョンテ氏がセガ/アトラスブースのステージに登壇する。ステージは韓国語で進行し、日本語通訳が付くほか、セガ公式YouTubeチャンネルでも配信される予定だ。
『Stellar Blade Complete Edition』は2026年後半にNintendo Switch 2向けに発売予定である。日本国内ではセガがパッケージ版の流通を担当する。価格と具体的な発売日は、2026年9月1日時点で発表されていない。PS5版とPC版は発売中だ。
元記事: Shift Up Explains How Stellar Blade Hits 60 FPS on Switch 2: DLSS Upscale, FSR Frame Gen
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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