Googleスプレッドシート、Excelとの変換時もピボットテーブルのグループ設定を保持

2026年9月2日 00:15

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記事提供元:Tech Times

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Microsoft ExcelとGoogleスプレッドシートを併用する際、ピボットテーブルで設定した日付や数値などのグループ化を維持しやすくなった。Googleは2026年8月25日、グループ化したフィールドをピボットテーブルエディタのサイドバーに保持し、再利用できるようにしたと発表した。Excel形式のファイルをインポートまたはエクスポートする場合も、グループ設定が保持される。

■グループ化したフィールドを再利用可能に

ピボットテーブルでは、日付を月や四半期単位にまとめたり、連続する数値を一定の範囲ごとに分類したりできる。個別の値を選び、任意のまとまりとして手動でグループ化することも可能だ。

これまでのGoogleスプレッドシートでは、グループ化したフィールドをピボットテーブルの行や列から外すと、その設定がフィールド一覧から失われることがあった。表示方法を一時的に変更しただけでも、後から同じグループを使うには設定を作り直す必要があった。

今回のアップデートでは、グループ化したフィールドがピボットテーブルエディタのサイドバーに再利用可能なソースフィールドとして残る。現在の表から割り当てを解除してもグループ設定自体は保持されるため、必要になった時点で再び追加したり、設定を変更したりできる。

対象には、日付や時刻、数値のグループ化のほか、選択した値をまとめるカスタムグループが含まれる。四半期別の売上集計や価格帯別の件数分析など、同じ分類を使いながらピボットテーブルの構成を試行錯誤する作業で、設定を繰り返し作成する手間を減らせる。

■Excel形式との変換でも設定を保持

Excelファイルに含まれるピボットテーブルをGoogleスプレッドシートへ取り込む場合、従来はグループ化したフィールドがフィールド一覧から除かれ、手動で作り直さなければならないことがあった。

アップデート後は、グループ化したフィールドの設定がExcel形式のファイルをインポートする際に保持される。GoogleスプレッドシートからExcelの.xlsx形式へエクスポートする場合にも対応しており、両アプリケーション間でファイルをやり取りする際の再設定を減らせる。

この改善は、Excelで作成した集計表をGoogleスプレッドシートで共有、編集した後、再びExcel形式で利用するような業務に役立つ。特に、日付や数値のグループを多数設定したピボットテーブルでは、変換後に分類を確認して作り直す負担の軽減が期待できる。

■相次ぐExcelファイル対応の改善

Googleは2026年7月、Excelなどから3D棒グラフを取り込んだ際、2Dではなく3Dの表示を維持できるようにした。それまでは、3D棒グラフがGoogleスプレッドシート上で2D棒グラフとして表示されていた。

同年8月には、ExcelのテーブルをGoogleスプレッドシートのテーブルとして取り込む機能も追加した。テーブル範囲を参照するExcelのピボットテーブルについても、静的なセル範囲へ置き換えず、ピボットテーブルとしてインポートできるようになった。

今回のグループ化フィールドの保持も、こうしたExcelファイルとの相互運用性を高める取り組みの一つとなる。一方、特定のグループ設定だけでなく、数式、グラフ、外部データ接続などを含む複雑なブックを変換する場合は、変換後の内容を用途に応じて確認する必要がある。

■即時リリースは8月25日から展開

この機能に管理者向けの設定項目はなく、利用開始のための操作も必要ない。すべてのGoogle Workspaceユーザーと個人のGoogleアカウントを対象に、自動的に提供される。

即時リリース方式のドメインでは、2026年8月25日から最大15日間をかけた段階的な展開が始まった。計画的リリース方式のドメインでは、9月14日から最大15日間をかけて順次提供される予定だ。

展開期間中は、同じ組織内でもアカウントによって利用開始時期が異なる可能性がある。機能がまだ表示されない場合は、各リリース方式の展開完了を待つことになる。

元記事: Google Sheets Pivot Tables Stop Losing Grouped Fields on Excel Round-Trip

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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