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ASUS「ROG Raikiri II Pro」が欧州で発売、8K対応と交換式TMRスティックを搭載

(Asus.com)[写真拡大]
ASUSのゲーミングブランド「Republic of Gamers(ROG)」は、PC向けワイヤレスコントローラー「ROG Raikiri II Pro」をドイツ、オーストリア、スイスで発売した。推奨小売価格は219.90ユーロで、ブラックを販売し、ホワイトは2026年9月に投入する予定だ。日本での発売日や価格は明らかになっていない。
本製品は、有線接続と2.4GHzワイヤレス接続の双方で最大8,000Hzのポーリングレートに対応する。交換可能なTMRジョイスティック、動作方式を切り替えられるトリガー、フルカラーパネルなどを備え、操作感やボタン配置を細かく調整したいPCゲーマーを主な対象としている。
■有線と2.4GHz接続で最大8,000Hzに対応
ポーリングレートは、コントローラーが入力状態をPCへ報告する頻度を示す。8,000Hzでは理論上、0.125ミリ秒間隔で入力情報を送信する。ROG Raikiri II Proは、ASUS独自の無線技術「ROG SpeedNova」を組み合わせ、有線と2.4GHzワイヤレスの両方で最大8,000Hzに対応する。
最大値はASUSが示す仕様上のポーリングレートであり、実際の入力遅延や安定性は、PCの構成、ゲーム、無線環境などによって変わる。ポーリングレートを高くするとPC側の処理頻度も上がるため、利用環境やゲームに応じて設定を選ぶことが重要になる。
接続方式はUSBによる有線接続、付属ドングルを使用する2.4GHzワイヤレス、Bluetooth 5の3種類だ。ただし、最大8,000Hzに対応するのは有線と2.4GHz接続で、Bluetooth接続時のポーリングレートは明示されていない。
対応OSとして、ASUSの製品仕様ページにはWindows 10とWindows 11が掲載されている。Xboxの認証モデルではなく、Xbox Series X|Sなどの家庭用ゲーム機向け製品とは位置付けられていない。
本体サイズは幅105×高さ65×長さ155mm。ASUSのグローバル仕様ページでは、ケーブルを含む重量を345gとしている。
■交換可能なTMRジョイスティックを採用
左右のジョイスティックには、磁界の変化を電気抵抗の変化として検出するTMR(トンネル磁気抵抗)センサーを採用した。従来のポテンショメーター式ジョイスティックと異なり、位置検出に摺動接点を使わないため、抵抗体や接点の摩耗に起因するドリフトが起こりにくい構造となる。
ASUSは、TMRジョイスティックについて、ドリフトへの耐性に加えて低消費電力を特徴として挙げている。一方、非接触式であっても、機械部品の摩耗やばねの変化、磁石のずれ、キャリブレーションなど、スティック全体に関わる要因がなくなるわけではない。
ジョイスティックモジュールはホットスワップに対応し、付属ツールを使って交換できる。標準の120gfと、より軽い操作感を狙った50gfの2種類が用意され、好みに応じてスティックの重さを変更できる。高さの異なる交換用ジョイスティックキャップも付属する。
■トリガーと各種ボタンもカスタマイズ可能
ABXYボタン、方向パッド、背面ボタン、バンパーにはマイクロスイッチを採用した。ASUSは、短い作動と明確な触覚フィードバックを特徴としている。
左右トリガーは「デュアルモードトリガー」となっており、短いストロークで作動するマイクロスイッチモードと、TMRセンサーを使ったフルストロークのアナログモードを切り替えられる。素早い入力を重視するゲームと、アクセルやブレーキのような連続的な入力を使うゲームで操作感を変更できる仕組みだ。
本体には4つの着脱式背面ボタンと、上部に2つの追加バンパーを備える。背面ボタン、追加バンパー、前面のABXYボタンは割り当てを変更できる。
■フルカラーパネルから設定を変更
コントローラー前面にはフルカラーパネルを搭載する。ボタン割り当て、振動の強さ、ジョイスティックのキャリブレーション、ライティング効果、画面の明るさなどを本体から変更でき、最大5つのプロファイルを切り替えられる。
より細かな設定には「ASUS Gear Link」を使用する。ボタンマッピングやジョイスティック感度を調整できるほか、ボタンを押している間、入力を自動的に繰り返すターボモードも利用できる。
充電スタンドは2.4GHzワイヤレス用ドングルを手元に近い位置へ配置するためのエクステンダーとしても機能する。PC本体とコントローラーの距離を縮め、無線接続を安定させやすくする構成だ。
■最大79時間の条件は1,000Hz設定
ASUSは、2.4GHzワイヤレス接続におけるバッテリー駆動時間を最大79時間としている。この数値は、ポーリングレートを1,000Hzに設定し、RGBライティング、振動、フルカラーパネルをオフにした条件で測定されたものだ。
8,000Hz設定時の公称バッテリー駆動時間は公表されていない。高いポーリングレートでは通信と処理の頻度が増えるため、最大79時間を8,000Hz使用時の駆動時間として受け取ることはできない。実際の駆動時間は、ポーリングレートのほか、振動、ライティング、パネル、無線環境などの設定によって変動する。
最大8,000Hzは入力報告の間隔を短くできる一方、その効果はPCやディスプレイ、ゲーム側の処理にも左右される。ROG Raikiri II Proでは、応答性を優先する場面では8,000Hz、消費電力とのバランスを取りたい場面では1,000Hzというように、用途に応じた設定が可能だ。
■競合製品との主な違い
同じく最大8,000Hzの有線・ワイヤレス接続に対応するPC用コントローラーとして、Razerの「Wolverine V3 Pro 8K PC」がある。同製品は米国で199.99ドルで販売されており、TMRジョイスティック、交換式スティックキャップ、4つの背面ボタン、2つの追加バンパーなどを備える。
ROG Raikiri II Proは、Bluetooth接続、振動、RGBライティング、フルカラーパネル、交換可能なジョイスティックモジュールを備える点が特徴となる。Razer製品はBluetooth接続や本体ディスプレイを持たず、競技向けの軽量な構成を重視している。
ROG Raikiri II Proのパッケージには、充電機能付き保護ケース、充電スタンド、スタンドホルダー、USBワイヤレスドングル、交換用TMRジョイスティック、背面ボタン用カバー、交換用ジョイスティックキャップ、モジュール取り外しツール、USB Type-A to Type-Cケーブルなどが含まれる。
●ROG Raikiri II Proはどの接続方式で8,000Hzに対応しますか?
USBによる有線接続と、付属ドングルを使用する2.4GHzワイヤレス接続で最大8,000Hzに対応します。Bluetooth接続時のポーリングレートは公式仕様に明記されていません。
●最大79時間は8,000Hzで使用した場合の駆動時間ですか?
いいえ。最大79時間は、2.4GHz接続、1,000Hz設定で、RGBライティング、振動、フルカラーパネルをオフにした条件の数値です。8,000Hz設定時の公称駆動時間は発表されていません。
●TMRジョイスティックならスティックドリフトは発生しませんか?
TMRセンサーは摺動接点を使わないため、接点の摩耗に起因するドリフトが起こりにくい構造です。ただし、スティックを構成するほかの機械部品やキャリブレーションなどによるずれまで完全になくなることを保証するものではありません。
●Xbox Series X|Sで使用できますか?
本製品はPC向けで、Xbox認証モデルではありません。Xboxとの互換性が必要な場合は、別製品の「ROG Raikiri II Xbox Wireless Controller」が用意されています。
●日本で購入できますか?
2026年8月18日時点で、日本向けの発売日と価格は確認できません。ドイツ、オーストリア、スイスではブラックが発売され、ホワイトは同年9月に投入される予定です。
元記事: ROG Raikiri II Pro Launches in DACH: 79-Hour Battery Spec Only Holds at 1K Polling
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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