Made by Google 2026まとめ:Pixel 11シリーズとPixel Watch 5を発表、初の純正紛失防止タグPixel Tagも登場

2026年8月14日 12:51

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記事提供元:Tech Times

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Googleはニューヨークで開催した「Made by Google 2026」で、Pixel 11シリーズ、Pixel Watch 5、同社初の純正紛失防止タグ「Pixel Tag」などを発表した。Pixel 11シリーズとPixel Watch 5は予約受付を開始しており、8月20日に発売される。今回の新製品では、先回りして情報や操作を支援する「Gemini Intelligence」が端末体験の中心に据えられている。

■Tensor G6:Pixel 11シリーズを支える新チップ

Pixel 11、Pixel 11 Pro、Pixel 11 Pro XL、Pixel 11 Pro Foldには、新しいGoogle Tensor G6チップが搭載される。Googleは、Tensor G6を同社史上最も高速で強力なPixel向けチップと位置づけており、最新のGemini Nanoモデルを動作させるために設計したとしている。

Googleによれば、Tensor G6によりアプリの起動速度は約15%向上し、ウェブブラウジングは約25%高速化する。また、AIエンジンの処理能力は50%向上し、オンデバイスのAIタスクを最大3.5倍高速に処理できるという。

Pixel 11シリーズには、新しいセキュリティチップ「Titan M3」も搭載される。Googleは、長期間にわたって端末とデータを保護するため、Pixel 11シリーズに7年間のOSおよびセキュリティアップデートを提供する。

■Pixel 11:899ドルから、薄型化したカメラバーと25Wワイヤレス充電

Pixel 11は、256GBのストレージと12GBのRAMを搭載し、米国では899ドル、日本での販売価格は136,800円からとなる。ストレージは256GBからとなり、従来の128GBモデルは用意されていない。

本体背面では、カメラバーの厚さを前世代から40%削減した。Made by Googleケースを装着すると出っ張りをほとんど感じないデザインとなり、平らな場所に置いた際のがたつきも抑えられるという。

カメラには新しい48MPのメインセンサーを採用し、前世代より光感度を56%向上させた。5倍望遠カメラとTensor G6を組み合わせることで、最大30倍の超解像ズームに対応する。

ワイヤレス充電は、Google Pixelsnapを利用した最大25WのQi2.2充電に対応する。カラーバリエーションはPistachio、Hibiscus、Frost、Obsidianの4色である。

■Pixel 11 ProおよびPro XL:HiLightと最大120倍ズーム

Pixel 11 ProとPixel 11 Pro XLには、新しい通知機能「HiLight」が搭載される。HiLightはカメラのフラッシュ周囲に配置されたカラーLEDで、端末を伏せたままでもGeminiの動作状態や、大切な連絡先からの着信を光の色やパターンで確認できる。

Googleは今後、お気に入りの連絡先から届いたメッセージの通知など、HiLightの機能を順次追加する予定としている。

Proモデルは、50MPの広角カメラ、48MPの超広角カメラ、48MPの望遠カメラを備える。Pixel 11シリーズでは最長となる最大120倍のPro Zoomに対応し、Pixel 11 ProではInstant Night Sightも高速化された。

Super Actuaディスプレイのピーク輝度は3,600ニトで、新しい耐傷性コーティングにより、前世代のProモデルと比べて傷つきにくさが2倍以上になったとGoogleは説明している。

Pixel 11 Proは6.3インチで、米国価格は1,099ドル、日本での販売価格は174,800円からとなる。Pixel 11 Pro XLは6.8インチで、米国価格は1,299ドル、日本での販売価格は207,800円からとなる。カラーバリエーションはCanyon、Fog、Olive、全面マット仕上げのObsidianである。

■Pixel 11 Pro Fold:薄型・軽量化して8月20日に発売

Pixel 11 Pro Foldは、前世代のPixel 10 Pro Foldより約10%軽く、約1mm薄くなった。重量は239グラムで、閉じた状態では6.5インチ、開いた状態では8インチのディスプレイを利用できる。

外側と内側のディスプレイはいずれもピーク輝度3,600ニトで、前世代より20%明るくなった。新しいギアレスヒンジ、セラミック製カバーガラス、ひび割れに強い複合素材の背面を採用し、Googleは前世代の3倍の耐久性を実現したとしている。

Pixel 11 Pro FoldにもHiLightが搭載される。着信やGeminiとのハンズフリー会話中に、カメラのフラッシュ周囲にあるLEDが色分けして情報を知らせる。

カメラには新しい48MPのメインセンサーを採用し、最大30倍の超解像ズームに対応する。Tensor G6と16GBのRAMを搭載し、Gemini Intelligenceや大画面を利用したマルチタスクに最適化されている。

30Wの有線充電では約30分で50%まで充電でき、25WのQi2.2ワイヤレス充電にも対応する。バッテリー駆動時間は24時間以上とされる。

アクセシビリティ機能として、手話を文字に変換して反対側のディスプレイに表示するSign-to-Textにも対応する。カラーはOliveとObsidianで、米国価格は1,899ドル、日本での販売価格は279,900円から。予約受付はすでに始まっており、8月20日に発売される。

■カメラソフトウェア:Magic Capture、Camera Looks、Creator Suite

Pixel 11シリーズでは、撮影を支援する新しいカメラ機能が追加される。

「Magic Capture」は、ユーザーが撮影操作に集中しなくても、動きのある場面から適切な写真や動画を自動的に捉える機能である。Googleは、撮影者自身もその場の体験に参加しながら、重要な瞬間を残せる機能として紹介している。

「Camera Looks」は、写真の色調や質感を撮影時に設定する機能である。Natural、Shadows、Vanillaなどのルックに加え、複数のスタイルを選択でき、撮影後に調整することも可能だ。

動画制作向けの「Creator Suite」には、話す速度に合わせて原稿を表示するテレプロンプター、素材を整理するプロジェクトフォルダ、音声レベルを確認するオーディオビジュアライザー、動画を整理・編集するストーリーボードなどの機能が含まれる。

■Gemini Intelligence:先回りして操作を支援

Pixel 11シリーズは、「Gemini Intelligence」のために設計されている。Gemini Intelligenceは、ユーザーの状況に応じて必要な情報を提示したり、複数のアプリをまたぐタスクの実行を支援したりする機能群である。

Googleによると、Geminiは40以上のアプリにまたがる複数ステップのタスクに対応する。レストランの検索や予約、カレンダーへの予定追加など、これまで個別に操作していた作業をまとめて支援する。

Gboardには、自然な話し方を読みやすい文章に変換する音声入力機能「Rambler」が追加される。「えーと」「あの」といったつなぎ言葉を整理し、発話内容を簡潔な文章として入力できる。

また、フライト情報や搭乗券、移動情報などを状況に応じて表示する先回り型の支援機能も強化される。Pixelカメラと「かこって検索」の連携も深まり、カメラで捉えた対象をその場で検索しやすくなる。

Geminiがどの情報やアプリにアクセスできるかについては、ユーザーの設定や権限、対応アプリによって異なる。実際の利用時には、各機能のアクセス権限とプライバシー設定を確認する必要がある。

■Pixel Watch 5:Gemini Intelligenceと新しい健康管理機能

Pixel Watch 5は、Gemini IntelligenceとGoogle Healthを中心に、先回り型の情報支援と健康管理機能を強化したスマートウォッチである。予約受付は8月12日に始まり、8月20日に発売される。

文字盤の「At a Glance」には、空港での搭乗券や、通勤中の残り停留所といった状況に応じた情報が表示される。Gemini Intelligenceによる支援や、ハンズフリーで利用できるGemini機能にも対応する。

GPSでは、衛星情報と建物の3Dモデルなどを組み合わせて位置情報を補正し、都市部など電波が反射しやすい環境でのルート追跡精度を改善した。Googleは、Pixel Watchとして最も正確なGPSルート追跡を実現したとしている。

健康管理機能では、血圧やインスリン抵抗性などの月間トレンドを表示するHealth Guardian機能を導入する。これらは個別の測定値を診断するのではなく、長期的な変化を把握するための情報として提供される。

呼吸の異常を検知し、利用者が反応しない場合に緊急連絡を行う「Breathing Emergency Detection」も追加される。健康管理機能の利用可能地域や対応条件は機能ごとに異なる可能性があるため、購入地域の公式情報を確認する必要がある。

■Pixel Tag:Google初の純正紛失防止タグ

「Pixel Tag」は、Google初の純正アイテムトラッカーである。鍵や財布、旅行かばんなどに取り付け、Androidの「Find Hub」ネットワークを通じて位置を確認できる。

Pixel TagはBluetooth Channel SoundingとUWBに対応する。対応端末では、方向を示しながら紛失物の位置を絞り込むことができる。音を鳴らして近くにあるタグを探したり、Geminiに依頼してタグを鳴らしたりすることも可能だ。

本体は薄型のステンレススチール製で、ユーザーが交換できるCR2032コイン型電池を採用する。Googleによれば、電池寿命は1年以上。IP67相当の防水・防塵性能を備え、Android 9以降のスマートフォンに対応する。

Pixel Tagは2026年11月に登場する予定である。単体と4個セットが用意される。

■アクセサリ、Pixel Buds、デバイス間連携

Pixel 11シリーズに合わせ、Google Pixelsnap対応ケースやリングスタンドなどのアクセサリも更新された。Pixelsnapは、Qi2.2を利用したマグネット式のワイヤレス充電やアクセサリ装着に対応する。

Pixel Buds Pro 2にはOliveカラーが追加される。Googleは、Pixelスマートフォン、Pixel Watch、Pixel Budsなどを組み合わせ、Geminiによる支援や通知、音声操作を複数のデバイスで利用できる環境を拡充している。

■価格と発売日

米国における主な製品の開始価格と発売予定は以下の通りである。

・Pixel 11:米国価格899ドル / 日本での販売価格:136,800円から / 8月20日発売
・Pixel 11 Pro:米国価格1,099ドル / 日本での販売価格:174,800円から / 8月20日発売
・Pixel 11 Pro XL:米国価格1,299ドル / 日本での販売価格:207,800円から / 8月20日発売
・Pixel 11 Pro Fold:米国価格1,899ドル / 日本での販売価格:279,900円から / 8月20日発売
・Pixel Watch 5:日本での販売価格:62,800円から / 8月20日発売
・Pixel Tag:日本での販売価格:単体5,010円、4個セット16,940円 / 2026年11月発売予定

価格やキャンペーン、発売日は国や地域によって異なる。日本での価格と販売条件については、日本のGoogle Storeで確認する必要がある。

■Gemini Intelligenceが示すPixelの方向性

Pixel 11シリーズでは、カメラやディスプレイなどのハードウェアだけでなく、Gemini Intelligenceを利用した先回り型の支援が重要な特徴となっている。

Geminiは、質問に回答するだけでなく、複数のアプリを利用する作業や、予定の追加、予約などを支援する方向へ拡張されている。一方で、対応する機能やアプリ、提供地域、利用開始時期はそれぞれ異なる可能性がある。

また、Geminiが処理する情報の範囲、端末上とクラウド上の処理の違い、ユーザーが設定できるアクセス権限については、実際の提供開始後も確認が必要となる。

■注目ポイントQ&A

●Pixel 11シリーズとPixel Watch 5はいつ発売されますか?

Pixel 11、Pixel 11 Pro、Pixel 11 Pro XL、Pixel 11 Pro Fold、Pixel Watch 5は、8月20日に発売されます。予約受付は8月12日に開始されています。販売地域やモデルによって取り扱い状況が異なる場合があります。

●HiLightとは何ですか?ベースモデルのPixel 11にも搭載されていますか?

HiLightは、カメラのフラッシュ周囲に配置されたカラーLEDを利用し、着信やGeminiの動作状態などを光で知らせる機能です。Pixel 11 Pro、Pixel 11 Pro XL、Pixel 11 Pro Foldに搭載され、ベースモデルのPixel 11には搭載されません。

●Pixel Tagを利用するにはUWBが必要ですか?

基本的な位置確認や音を鳴らす機能には、UWBは必須ではありません。Pixel TagはBluetooth Channel SoundingとUWBに対応しており、対応端末と組み合わせることで、より詳しい方向案内や位置の絞り込みを利用できます。Pixel Tag本体はAndroid 9以降のスマートフォンに対応します。

●Gemini IntelligenceはPixel Watch 5で利用できますか?

Pixel Watch 5はGemini Intelligenceのために設計されており、状況に応じた情報を文字盤に表示するAt a Glanceなど、先回り型の支援機能に対応します。ただし、個々の機能の提供地域、対応言語、提供開始時期、必要なアプリやアカウントは異なる場合があります。

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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