セブン&アイ、ネットスーパー専用店舗にCTCのクラウドサービスを導入

2015年6月8日 19:13

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生鮮品、惣菜などを優先配送するサービスイメージ(伊藤忠テクノソリューションズの発表資料より)

生鮮品、惣菜などを優先配送するサービスイメージ(伊藤忠テクノソリューションズの発表資料より)[写真拡大]

  • MAMSがサービス提供する機能(伊藤忠テクノソリューションズの発表資料より)

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とセブン&アイ・ホールディングスは8日、セブン&アイ初のネットスーパー専用店舗「セブン&アイ・ホールディングス ネットスーパー西日暮里店」に、既存システムと連動して自動で配車計画を作成するクラウドサービス「Mobile Asset Management Service」(MAMS)を導入すると発表した。ネットスーパー西日暮里店では、既に3月から、MAMSを利用したサービスの試験的な運用を開始、6月より本格的な運用を開始する。

 MAMSは注文時に配送計画を自動的に作成するクラウドサービスで、配送予定時間や配送状況等を自社のウェブサイトで追跡・確認することができる。受注と同時に、システムが効率的な配送ルートを自動で作成。配送担当者をはじめ関係者全員はPCやスマートフォンを使って情報共有が可能である。生鮮品や惣菜等が含まれた注文を優先的に配送するように設定できるため、スーパーの店頭での販売と同様に、出来たての商品を、ネットスーパー利用者に届けることができる。

 ネットスーパー西日暮里店は、セブン&アイが今秋から本格稼働を予定している新たなECビジネスである「オムニチャネル」戦略において、重要な事業拠点となる。

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