ノルウェーのソーラーパネルメーカーのRECグループがReliance Industries Ltd.の下で事業拡大を加速

プレスリリース発表元企業:REC Solar Japan株式会社

配信日時: 2021-10-20 18:00:00

RECグループの最新のイノベーションは、鉛フリーでRoHS準拠のREC Alpha Pureシリーズで、コンパクトなフォーマットで405 Wpを実現します。

革新的なデザインで数々の賞を受賞したソーラーパネルメーカーであるRECグループは、Reliance Industries Ltd.の完全子会社であるReliance New Energy Solar Limitedに買収されました。これにより、RECは生産規模の拡大をより加速することができます。

2021年10月10日、ドイツ、ミュンヘン:ノルウェーに本社を置く国際的な太陽エネルギー企業で、ヨーロッパ最大手のソーラーパネルブランドであるRECグループはこの日、Reliance Industries Ltd.(以下 Reliance)の完全子会社であるReliance New Energy Solar LimitedがRECの株式を100%取得し、買収するための正式かつ拘束力のある契約に署名したことを発表しました。RECグループ(以下 REC)は、成長計画を大幅に加速できるようになることからこの決定を歓迎しています。

RECは25年の歴史の中で、新たな業界標準を次々に築き、ソーラー業界に数多くの革新をもたらしてきました。したがって今回の合意は、よりクリーンな未来を実現するためにエネルギー転換を加速するという大きな野心を抱くこの2つの強力なブランドにとって最適なものとなります。RECの最先端で品質の高い製品を求める多くの市場、そして多くの顧客にサービスを提供するという点では、RECの生産能力は限りがありました。この買収により、RECは生産規模を急速に拡大することができ、より多くのお客様にさらに良いサービスを提供できるようになります。

Relianceの財務力とソーラーへのコミットメントにより、RECの生産能力はシンガポール、ヨーロッパ、米国で今後2~3年以内に5GW超に成長します。インドのRelianceは、業界をリードするこの技術をジャームナガルにあるDhirubhai Ambani Green Energy Giga Complexの完全統合された金属シリコン~ソーラーパネル製造の大規模工場で使用することを計画しており、当初の年間容量4GWを出発点に、今後年間10GWにまで成長させる予定です。高効率のソーラーパネルと高い財務力を組み合わせることにより、RECのプレミアムソーラーパネルを世界各国の多くの市場が利用できるようになり、炭素排出量を積極的に削減しながら、競争力の極めて高いkWhあたりの電力コストの恩恵を受けられるようになります。
Relianceファミリーの一員として、RECとRelianceはクリーンで入手しやすい価格の太陽エネルギーで世界中の人々に力を与えるという共通の使命を加速していきます。

インドのムンバイに本社を置くRelianceは、インド最大の民間企業であり、2021年3月31日期の連結売上高はINR 539,238クローレ(738億ドル)、現金利益はINR 79,828クローレ(109億ドル)、純利益はINR 53,739クローレ(74億ドル)となっています。Relianceの業務は、炭化水素の開発と生産、石油の精製と販売、石油化学製品、小売業、およびデジタルサービスに及びます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/281415/LL_img_281415_1.png
RECグループの最新のイノベーションは、鉛フリーでRoHS準拠のREC Alpha Pureシリーズで、コンパクトなフォーマットで405 Wpを実現します。

1996年にノルウェーのオスロに設立されたRECは現在も同地に本社を構え、きわめて革新的な太陽光技術に重点を置くことで、世界のエネルギー転換とグリーンな財務力において信頼できるブランドとなるまでに成長しました。RECの主な革新としては、受賞歴のあるスプリットセルとジャンクションボックス技術を特許取得のツインパネル設計内に組み込んだものや、高度なヘテロ接合セル技術に基づく鉛フリーでRoHS準拠のREC Alpha Pureソーラーパネルなどがあります。信頼性の高い長期性能と包括的な保証内容を備えた高出力密度のソーラーパネルを提供することでRECは、住宅所有者や企業が、電力コストと炭素排出量の大幅な節減からくる恩恵をより多く、より容易に得られるようにしています。
RECの高度な製造技術とノルウェーでの低炭素排出量のシリコン生産により、消費者は自身の環境負担をさらに抑えることができます。
この取引では、LW44が独占的なファイナンシャルアドバイザーを務め、Fangda PartnersとBaker McKenzieがRECとChina National Bluestar (Group) Coの法律顧問を務めています。


■Reliance Industries Ltd.(RIL)について
Relianceはインド最大の民間企業であり、2021年3月31日期の連結売上高はINR 539,238クローレ(738億ドル)、現金利益はINR 79,828クローレ(109億ドル)、純利益はINR 53,739クローレ(74億ドル)となっています。Relianceの業務は、炭化水素の探査と生産、石油の精製と販売、石油化学製品、小売業、およびデジタルサービスに及びます。Relianceは、Fortune誌の「世界の大企業」グローバル500社リストにも掲載されたインドのトップ企業です。また、LinkedInの「インドで最も働きがいのある会社」(2021年)の一社にも挙がっています。
詳細については、 https://www.ril.com をご覧ください。


■RECグループについて
RECグループは、非常に高い出力密度を持つ高品質なパネルにより、消費者にクリーンで入手しやすい価格の太陽光発電を提供することに専念する国際的でかつ先駆的な太陽エネルギー企業です。RECは太陽光発電で世界的に信頼されている企業であり、特許取得済みの革新的で、いくつも賞を受賞している製品で有名です。RECの高い信頼性の証となっているのは、Industry 4.0を使用した高度で非常に効率的な製造技術です。ノルウェーで1996年に設立されたRECは、パネルの材料とその低いCO2排出量に常に専念してきました。RECはノルウェーに本社、シンガポールに事業本部があり、さらに北アメリカ、ヨーロッパおよびアジア太平洋にも販売拠点があります。

またRECグループは、2012年に日本にオフィスを設立し、東京・大阪を拠点に全員日本人で構成される専任の営業チームを擁し、全国展開をはじめました。これまでの国内の設置容量は500MWを超えています。
RECグループ日本オフィスについては、 https://recsolar.co.jp/ をご覧ください。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press