Warhammer 40,000第11版、8月調整でケイオス・ディーモンとエンペラーズ・チルドレンを弱体化

2026年8月28日 16:45

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記事提供元:Tech Times

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Games Workshopは2026年8月26日、「Warhammer 40,000」第11版の2回目となる月次バランスアップデートを公開した。好成績を挙げていたケイオス・ディーモン、エンペラーズ・チルドレン、アデプトゥス・カストーデスの一部ポイントを引き上げる一方、アストラ・ミリタルム、デスガード、アエルダリにはポイント引き下げを行った。

今回の更新には、デタッチメントのフォース・ディスポジション変更や地形レイアウトの調整も含まれる。Games Workshopは9月にも月次アップデートを実施し、その後は通常の四半期更新へ戻すとしている。

■更新前の大会環境

Spikey Bitsが2026年8月に掲載した集計では、第11版の約6,000試合、29大会を対象とするデータで、ケイオス・ディーモンの勝率は54%、エンペラーズ・チルドレンは53.5%だった。ダークエンジェルとアデプトゥス・カストーデスも、それぞれ53.6%を記録していた。

この集計はGames Workshopの公式統計ではなく、収集対象や分類方法に依存する第三者データである。それでも、今回ポイントが引き上げられた勢力が、更新前の大会環境で上位に位置していたことを示す材料にはなる。

2026年8月にベルギーで開催された世界チーム選手権には46チーム、368人が参加した。大会後には各勢力の編成や運用方法が広く共有され、8月アップデートを評価するうえでも重要な大会となった。

Games Workshopは、ケイオス・ディーモン、エンペラーズ・チルドレン、アデプトゥス・カストーデスに小幅なポイント増加を適用し、他勢力との均衡を図ったと説明している。オルクについては、新コデックスの発売に伴ってポイントが更新されるため、今回の調整には含めていない。

■月次アップデートが編成に与える影響

第11版では、発売初期の7月、8月、9月に月次のバランス調整が行われる。9月の更新後は、従来の四半期サイクルへ戻る予定だ。

頻繁なデジタル更新により、大会用のアーミーリストは短期間で再調整を迫られる可能性がある。特定ユニットのポイント増加だけでなく、同じユニットを複数採用した場合に追加コストが発生する仕組みや、デタッチメントのフォース・ディスポジション変更も編成に影響する。

フォース・ディスポジションは、デタッチメントを「Take and Hold」「Purge the Foe」「Reconnaissance」「Priority Assets」「Disruption」のいずれかに分類し、対戦時のミッションや地形配置に関係する仕組みだ。そのため、ディスポジションの変更はユニット数だけでなく、得点計画や盤面での動き方にも影響を及ぼす。

■ダークエンジェルへの調整は限定的

ダークエンジェルでは、サマエルのポイント増加や、レイヴンウィング・ブラックナイトを3ユニット以上採用する場合の追加コストなどが導入された。ターミネイター・アーマー装備のライブラリアンにもポイント増加が適用されている。

ただし、第11版の競技環境を分析するTabletop Battlesは、ダークエンジェルが有力勢力の一つであるのに対し、今回の変更は影響が小さいと評価している。更新後の実際の順位は今後の大会結果によって明らかになるが、少なくとも主要編成を全面的に組み直すほどの変更ではないとの見方だ。

スペースウルフでは、ウルフガード・ターミネイターやサンダーウルフ・キャヴァルリーを3ユニット以上採用する際のコストが増えた。複数の大型ユニットを並べる編成には、ダークエンジェル以上に大きな影響が出るとみられる。

ブラッドエンジェルでは、ジャンプパック装備のデス・カンパニー、サンギナリー・ガード、サンギノールなどが値下げされた。ブラックテンプラーではソード・ブレザレンが安くなり、グレイナイトにはパラディンを中心とする小規模な調整が入った。

コアルールには「Assault Disembarks」と「Shock Disembarks」が追加された。輸送車両の移動と降車、その後の行動に関する処理を共通ルールとして整理する変更で、関連するユニットやデタッチメント間の記述を統一する役割を持つ。

■アストラ・ミリタルムの戦車と歩兵を値下げ

アストラ・ミリタルムでは、レマン・ラス系列の戦車が広く値下げされた。レマン・ラス・バトルタンクは25ポイント、デモリッシャーは20ポイント、エラディケーターは25ポイント下がり、ほかの派生型にも引き下げが適用された。一方、一部の武装には追加ポイントが設定されているため、完成した編成の削減幅は装備によって変わる。

ケイディアン・ショックトループ、カタチャン・ジャングルファイター、デスコーア・オヴ・クリーグなどの歩兵も値下げされた。戦車と歩兵を組み合わせる編成の選択肢を広げる変更だが、競技環境での評価は更新後の大会結果を待つ必要がある。

アデプトゥス・カストーデスでは、アララス・カストーディアンのポイントが増加し、アララス・カストーディアンとヴェルトゥス・プラエトールには複数採用時の追加コストが設定された。また、Lions of the EmperorデタッチメントのディスポジションがTake and Holdへ変更された。

これらの影響は採用ユニットによって異なる。アララス・カストーディアンなどを多く使う編成ほど負担が増える一方、それらへの依存度が低い編成では変更幅が小さくなる。

アデプタ・ソロリタスでは、奇跡ダイスを得るタイミングがバトルラウンド開始時から各ターン開始時へ変更された。Divine Interventionストラタジェムも、ユニット全体ではなくキャラクターモデルが撃破された時点で使用できるように改められた。

アデプトゥス・メカニカスでは、プテラクシイ・スカイストーカー、プテラクシイ・ステリライザー、カステラン・ロボットなどが値下げされた。一方、サーヴィター・バトルクレイドには複数採用時の追加コストが導入されている。

■ケイオス勢力はポイントとディスポジションを調整

ケイオス・ディーモンでは、ビースト・オヴ・ナーグル、ブラッドクラッシャー、デモネット、フィーンド、キーパー・オヴ・シークレッツなど、主要編成で使われていた複数のユニットが値上げされた。Legion of Excess、Blood Legion、Shadow Legion、Plague Legionを使う編成はいずれも、ユニット選択の見直しが必要になりそうだ。

Daemonic IncursionデタッチメントのディスポジションはTake and Holdへ変更された。このデタッチメントにとっては選択肢を広げる方向の変更であり、ケイオス・ディーモン全体が一律に弱体化されたわけではない。

エンペラーズ・チルドレンでは、Coterie of the ConceitedがPriority Assets、Carnival of ExcessがDisruption、Frenzied HostがReconnaissance、Spectacle of SlaughterがDisruptionへ変更された。ポイント増加も併せて実施されており、採用デタッチメントによっては編成と得点計画の双方を再検討する必要がある。

Tabletop Battlesは、ケイオス・ディーモンとエンペラーズ・チルドレンへの変更について、ダークエンジェルやアデプトゥス・カストーデスよりも影響が大きいと評価している。ただし、更新後の勝率や勢力順位はまだ確定していない。

■アエルダリはアスペクト・ホストを強化

アエルダリでは、Aspect HostデタッチメントのディスポジションがPriority Assetsへ変更された。ダーク・リーパー、ダイア・アヴェンジャー、ストーム・ガーディアン、エルドラド・ウルスラン、ウォーロック・スカイランナーなども値下げされている。

一方、ウォーロック・スカイランナーとウォーロック・コンクレイヴがSupportに分類されたことで、単独運用やキャラクターとの組み合わせには新たな制限が生じる。Aspect Hostには追い風となるが、Seer CouncilやGuardian Battlehostなどでは従来の編成を変更する必要がある。

ネクロンでは、ローカスト・デストロイヤー、ローカスト・ヘヴィ・デストロイヤー、ネクロン・ウォリアー、オフィディアン・デストロイヤー、プラズマンサーなどが値上げされた。7月に続く調整となり、これらを多く採用する編成ではポイントの再計算が必要になる。

タウ・エンパイアではクライシス・スターサイズやタイガーシャークなどが値上げされた。ティラニッドではエクソクライン、マレセプター、ティラノフェックス、ゾアンスロープなどが値下げされ、射撃ユニットを組み込みやすくなった。

リーグ・オヴ・ヴォータンでは、一部のブロックヒル・サンダーキンを中心とした編成に小幅な調整が入った。ジェネステーラー・カルトとドゥルカリには、今回大きな変更は加えられていない。

■地形レイアウトも27種類を更新

8月のイベント・コンパニオンでは、公式の地形レイアウト45種類のうち27種類が変更された。Games Workshopは、フォース・ディスポジションの組み合わせによって一方が過度に有利にならないよう、推奨地形を調整したとしている。

Disruptionを含む一部の組み合わせでは、目標マーカーを6個配置するマップが増えた。これは先攻側の優位を抑えることを目的とした変更である。また、拡張目標付近の地形を動かし、大型ビークルやモンスターが通過しやすい移動経路も設けられた。

得点ルールそのものではなく、目標数や地形配置を通じて対戦条件を整えるアプローチとなる。ユニットのポイントだけでなく、移動経路、射線、目標への接近方法も更新後の環境を左右する。

■最後の月次アップデートは9月

Games Workshopは、8月に集めた大会データを9月の更新に反映すると説明している。具体的な公開日は発表していない。

9月は第11版発売初期に予定された最後の月次バランス調整となり、その後は四半期更新へ移行する。ただし、次の四半期アップデートが何月になるかは、8月26日の公式発表では示されていない。

8月の更新では、上位勢力へのポイント増加、低迷勢力への値下げ、フォース・ディスポジションと地形の調整が同時に行われた。ケイオス・ディーモンとエンペラーズ・チルドレンへの変更が大会環境にどこまで影響するか、ダークエンジェルやアデプトゥス・カストーデスが引き続き上位に残るかが、9月までの焦点となる。

●8月の更新で主に弱体化された勢力は何ですか?

Games Workshopがポイント増加の対象として挙げたのは、ケイオス・ディーモン、エンペラーズ・チルドレン、アデプトゥス・カストーデスです。ネクロンやタウ・エンパイアなど、一部ユニットが値上げされた勢力もあります。

●更新後もダークエンジェルは有力ですか?

第三者の競技分析では、今回の変更による影響が比較的小さく、引き続き有力候補と評価されています。ただし、更新後の勢力順位や勝率は今後の大会結果によって決まります。

●次回のバランスアップデートはいつですか?

Games Workshopは2026年9月に実施すると発表していますが、具体的な日付は明らかにしていません。これが発売初期に予定された最後の月次アップデートとなります。

●フォース・ディスポジションとは何ですか?

デタッチメントをTake and Hold、Purge the Foe、Reconnaissance、Priority Assets、Disruptionのいずれかに分類する仕組みです。対戦するディスポジションの組み合わせに応じて、ミッションや推奨地形レイアウトが決まります。

元記事: Chaos Daemons and Emperor’s Children Finally Nerfed: What August’s 40k Patch Gets Right

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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