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Amazon Fire HD 8が米国で89.99ドル、付属5W充電器では満充電に約5時間

(Amazon.com)[写真拡大]
Amazonの8インチタブレット「Fire HD 8(2024年モデル)」の4GB RAM/64GBストレージ版が、米Amazon.comで通常価格129.99ドルから31%引きの89.99ドル(約1万4300円、1ドル=159円換算)に値下げされている(販売ページ)。米国向けのセールで、終了日は公表されていない。
携帯しやすい動画視聴・読書用端末を低価格で入手できる一方、同梱される電源アダプターは5W出力で、満充電まで約5時間かかる。15W充電器を使用したEngadgetのテストでは、充電時間が約半分に短縮されたという。短時間で充電したい場合は、対応するUSB-C充電器を別途用意する必要がある。
日本では同じ4GB RAM/64GBストレージ版がAmazon.co.jpで販売されており、8月26日現在の販売価格は17,980円となっている(販売ページ)。
■付属の5W充電器では満充電まで約5時間
Fire HD 8にはUSB-Cケーブルと5WのUSB-C電源アダプターが同梱される。Amazonの日本向け製品情報でも、このアダプターを使ったフル充電には約5時間かかると案内されている。
Engadgetは2024年モデルのレビューで、15W充電器を使用すると所要時間を約半分に短縮できたとしている。充電器側の最大出力が15Wを超えていても、実際の充電速度は充電器とケーブルの対応する出力条件によって変わるため、USB-Cで15Wの出力に対応する製品を選ぶ必要がある。
付属品だけで利用を始められるものの、外出前などに短時間で充電する使い方には向かない。すでに対応充電器を所有していれば追加費用は発生しないが、新たに購入する場合は本体価格と合わせて検討したい。
■2024年モデルはRAMと背面カメラを強化
2024年モデルの主な変更点は、RAM容量と背面カメラである。2022年モデルは2GB RAMだったが、2024年モデルでは32GBストレージ版が3GB、64GB版が4GBとなった。今回米国で値下げされているのは4GB RAM/64GBストレージ版だ。
プロセッサには、2.0GHzで動作する6コアのMediaTek MT8169Aを採用する。Amazonの仕様によると、画面は1280×800ピクセルの8インチIPS液晶で、ストレージは別売りのmicroSDカードによって最大1TBまで拡張できる。バッテリー駆動時間は最大13時間としている。
Trusted Reviewsが4GB RAM版で実施したGeekbench 6では、シングルコア915、マルチコア1001を記録した。同レビューは、基本的なアプリには対応できる一方、負荷の高いゲームなどには十分な余裕がないと評価している。動画視聴、電子書籍、Web閲覧など、用途を絞って使う端末と考えるのが分かりやすい。
背面カメラは前モデルの2MPから5MPへ変更された。前面カメラは2MPで、720pのビデオ通話に対応する。通信機能はWi-Fi 5とBluetooth 5.2で、USB-C端子と3.5mmヘッドフォンジャックも備える。本体重量は337gである。
ディスプレイの解像度は前モデルと同じで、上位タブレットと比べると精細さや屋外での視認性には限界がある。PCMagやEngadgetのレビューでも、屋内では利用できるものの、直射日光下では反射によって見えにくくなると評価されている。
■Google Play非対応のFire OS 8を搭載
Fire HD 8は、Android 11のオープンソース版をベースとする「Fire OS 8」を搭載する。ただし、Google PlayやGoogle Mobile Servicesは搭載しておらず、アプリは原則としてAmazonアプリストアから入手する。
Prime Video、Kindle、Audible、Amazon Musicなど、Amazonのサービスを中心に利用する場合は相性がよい。日本向けにはNetflix、ディズニープラス、U-NEXTなどの対応も案内されているが、利用できるアプリや機能は国によって異なる場合がある。
Google Playに依存するアプリやGoogleの一部サービスを重視する場合は、購入前にAmazonアプリストアで必要なアプリが提供されているか確認したい。Google Playを非公式に導入する方法も知られているが、Amazonのサポート対象外となる。
■広告の有無とプライバシー設定は別の問題
米国で89.99ドルとなっているのは、ロック画面に広告を表示するモデルである。米Amazonでは、追加料金を支払って広告なしの構成を選ぶか、購入後に一度限りの料金を支払ってロック画面広告を解除できる。
広告を解除しても、端末の利用に伴うデータ収集がすべて停止するわけではない。Amazonは、端末のOSがホーム画面の操作、設定の選択、アプリやサービスの起動・終了などに関する利用データを収集し、機能の提供、トラブル対応、製品改善、利用状況の分析、マーケティングのカスタマイズなどに使うと説明している。
利用者はAmazonアカウントや端末のプライバシー設定から、位置情報、アプリ利用状況、端末利用データなどに関する設定を確認・変更できる。広告表示の解除とデータ利用の設定は別々に管理されるため、プライバシーを重視する場合は両方を確認する必要がある。
■日本では国内価格と対応サービスを確認
米国での89.99ドルという価格は、米Amazon.comで実施されているセールに基づく。日本でも2024年モデルのFire HD 8が正式に販売されており、8月26日現在、4GB RAM/64GBストレージ版の通常価格は1万7980円である。
日本向けモデルにも5WのUSB-C電源アダプターが同梱され、Amazonは満充電まで約5時間と案内している。したがって、付属充電器の速度に関する注意点は日本向けモデルにも当てはまる。
一方、価格、広告の扱い、提供アプリ、コンテンツサービスは米国版と同一ではない。日本で購入する場合は、米国価格の円換算ではなく、Amazon.co.jpでの実売価格と国内向けサービスを基準に判断する必要がある。
■AmazonのAndroidタブレット計画も報道
ロイターは2025年8月、Amazonが社内で「Kittyhawk」と呼ばれる高価格帯タブレットを開発していると報じた。関係者6人の話として、Fire OSではなくAndroidを採用し、価格は400ドル前後が検討されているという。
報道時点では早ければ2026年の発売が想定されていたが、Amazonは噂や臆測には回答しないとしてコメントを控えた。関係者は、計画が延期または中止される可能性もあると説明しており、発売時期、製品名、仕様、Google Playへの対応はいずれも正式発表されていない。
仮に製品化されても、89.99ドルのFire HD 8とは価格帯が大きく異なる。安価な動画視聴・読書用端末を探している場合と、幅広いAndroidアプリへの対応を求める場合では、比較する条件そのものが異なる。
●Amazon Fire HD 8(2024)の充電にはどのくらいかかりますか?
同梱の5W USB-C電源アダプターでは、残量がない状態から満充電まで約5時間かかります。Engadgetのテストでは、15W充電器を使用すると充電時間が約半分になりました。
●89.99ドルのセールは日本でも利用できますか?
89.99ドルは米Amazon.comにおける米国向けのセール価格です。日本ではAmazon.co.jpで国内向けモデルが販売されており、価格やセール条件は異なります。
●Google Playストアは利用できますか?
公式には利用できません。Fire HD 8はFire OS 8を搭載し、アプリは原則としてAmazonアプリストアから入手します。必要なアプリが提供されているか、購入前に確認してください。
●広告なしモデルを選べばデータ収集も停止しますか?
いいえ。広告の解除は主にロック画面広告を非表示にするもので、端末の利用データに関する設定とは別です。Amazonアカウントや端末のプライバシー設定も併せて確認する必要があります。
●Amazonの新型Androidタブレットを待つべきですか?
報道された「Kittyhawk」はAmazonが正式発表した製品ではありません。価格、発売時期、Google Play対応を含む仕様も確定していないため、現時点では具体的な購入候補として比較するのは難しい状況です。
元記事: Amazon Fire HD 8 at $89.99 Ships With 5W Charger: Full Charge Takes Five Hours
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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