ホンダの電動WIN7、2026年の箱根駅伝先導「白バイ」に採用

2025年12月23日 14:48

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記事提供元:エコノミックニュース

 東京都は12月19日、東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)で走者を先導する予定のHONDAの国産電動モーターサイクル「WIN7」の白バイを公開した。

 HONDAが11月のミラノモーターサイクルショー(EICMA)で発表した、HONDA初の電動モーターサイクル『WN7』が、白バイとして日本で初めて公道を走る。

 これまで箱根駅伝先導車の東京区間は、独BMW製のEV白バイを採用していて、国産モデルの採用は初めて。走行音が静かで排ガスを出さないので走者に駅伝走者に優しい。加えて脱炭素の実現にもつなげる。

 東京都はCO2を排出しない環境先進都市「ゼロエミッション東京」の実現に向け、都内で新車販売される二輪車を2035年までに100%非ガソリン化することを目指している。EVバイク普及推進に向けた象徴的な取り組みとして、白バイ仕様の国産EVバイクが、箱根駅伝の東京都内区間、往路1区と復路最終10区を先導する。

 2026年箱根駅伝の1区と最終10区で走行する白バイは、ホンダが警視庁に4台を貸与する。航続距離はフル充電で約140km。箱根駅伝以降、本格業務で使うかどうかは未定だ。(編集担当:吉田恒)

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