スバルが新型「ステラ」を発表 ダイハツ・ムーヴの姉妹車

2025年6月15日 15:24

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ステラZ(写真:スバル発表資料より)

ステラZ(写真:スバル発表資料より)[写真拡大]

 スバルは12日、軽ハイトワゴン「ステラ」の新型モデルを発表した。5日にフルモデルチェンジが発表されたダイハツ・ムーヴの姉妹車にあたる。

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 ステラは優れた実用性を誇る軽自動車だ。1,655mm(4WDは1,670mm)の全高が特徴で、室内空間にもゆとりがある。可動式のリヤシートも柔軟に活用できることから、家族や友人でドライブを楽しみやすい一台だ。

 新型ステラでは、従来の強みである利便性をさらに高めている。リヤスライドドアにより、乗員の乗り降りや荷物の積み下ろしが楽にでき、買い物や旅行などで使いやすくなった。

 「Z」、「ZS」の2グレードには、両側のパワースライドドアを標準装備。「G」は左側のみ標準装備で、右側はメーカー装備オプションとなる。パワースライドドアはアクセスキーを近づけるだけでドアが開くため、こちらもスムーズな乗り降りにつながる。

 ステラは新プラットフォームにより、軽量かつ高剛性のボディとなったため、走行安定性や静粛性などが向上。運転環境と利便性の向上により、家族でドライブを楽しみやくなった。

 視界性能や予防安全など、安全性能にも力を入れている。座面を上げることで、ドライバーの視点を高くし、前方視界の確保に努めた。

 予防安全ではスマートアシストを大きく進化させ、安全性を高めている。衝突回避支援ブレーキ機能は作動速度域を広げることで、事故を防ぎやすくなった。カメラは夜間の歩行者検知もできるようになっており、検知の結果衝突可能性が高いと判断すれば、自動でブレーキ制御が作動する。誤発信抑制機能にもブレーキ制御機能が追加された。

 希望小売価格は、135万8,500円~205万7,000円。

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