ホンダ、青山本社で創立75周年の記念展示 日本未導入車両も

2023年7月6日 15:48

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Honda Around The World -世界に広がるHonda-(画像: 本田技研工業の発表資料より)

Honda Around The World -世界に広がるHonda-(画像: 本田技研工業の発表資料より)[写真拡大]

  • ホンダ A型:発表資料より
  • T360:発表資料より
  • Acura TLX:発表資料より
  • Ridgeline:発表資料より
  • e:Ny1:発表資料より
  • UR-V:発表資料より
  • MILES Honda Cafe:発表資料より

 ホンダは、青山本社にあるホンダウェルカムプラザ青山にて、創立75周年を記念した特別展示「Honda Around The World -世界に広がるHonda-」を4日から開催している。期間は7月31日までとなり、入場料は無料。

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■特別展示の概要

 「Honda Around The World -世界に広がるHonda-」では、ホンダの歴史を作ってきた事業の原点となるヘリテージモデルや、現在世界中で展開されている製品、そしてこれからのホンダを作っていくモビリティを多く展示する。

 ヘリテージモデルでは、ホンダ最初のオリジナル製品である「ホンダA型」を展示。1947年に発売されたホンダA型は、自転車用補助エンジンとして開発され、日本全国で好評を得た。

 またホンダとして初めて市販化された4輪モデルの「T360」も展示する。日本では初となる2バルブのDOHCエンジンを搭載した、伝説の軽トラックと呼ばれている車両だ。創業者である本田宗一郎がすべてにおいて関わった1台でも知られている。

 4輪部門に目を移すと、北米を販売エリアにしている「Acura TLX」と「Ridgeline」がある。Acura TLXは、ホンダの上級ブランドであるAcuraで展開されるプレミアムスポーツセダン。2.0L VTECターボの通常モデルと、3.0L V6ターボを搭載したハイパフォーマンスモデルのType Sがラインアップされている。

 Ridgelineは、ピックアップトラックタイプのモデル。現行モデルは2代目で電子制御4輪駆動システム「i-VTM4」を採用している。

 中国で2020年より販売されている「UR-V」は、ホンダのSUV「CR-V」よりもさらにワンサイズ大きいSUVで、1.5Lターボエンジン「240TURBO」と2Lターボエンジン「370TURBO」をラインアップしている。

 ホンダの全車種電動化を牽引する最初のモデル「e:Ny1」は、ヴェゼルがベースとなった車両で、兄弟車は「e:NS1」が存在する。中国を皮切りにヨーロッパでも発表され、話題のモデルとなっている。海外専売モデルであり、日本市場への導入は未定。

 他にもパワープロダクツ部門や2輪部門からも多くのモデルが展示されている。

 また併設するカフェ「MILES Honda Cafe」では、ワールドトッピングソフトクリーム(475円)を販売する。ラインアップはカラフルアメリカ、アマゾンの奇跡、恋するイタリア、カサブランカの甘美、トロピカルアジアの5つ。すべてコンプリートすると、「花咲くジャスミン茶」がもらえる。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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