大阪の天王寺ミオがバルゾーン拡張、行列ができる関西の名店を結集へ

2022年1月26日 16:19

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天王寺ミオのリニューアル案内(JR西日本SC開発発表資料より)

天王寺ミオのリニューアル案内(JR西日本SC開発発表資料より)[写真拡大]

 大阪市のJR天王寺駅ビルにあるショッピングセンター・天王寺ミオ(天王寺区悲田院町)が、2022年も春のリニューアルを行い、2月から4月にかけて約60店が登場する。目玉の1つが中2階のバルゾーン「エキうえスタンド」拡張で、大阪梅田の「すし酒場さしす」が手掛ける新業態店など行列ができる関西の名店を集める。

【昨春も】大阪市の天王寺ミオが大規模リニューアル、約60店を入れ替えへ

 天王寺ミオはこのところ、毎年春に大規模リニューアルを展開している。2022年はコロナ禍を経てますます多様化するライフスタイルや価値観に焦点を当て、来店客をより引き付ける店舗の結集が狙い。この中で目玉といえるのが、バルゾーンの拡張で、駅直結で気軽に飲める利点を生かし、コストパフォーマンスが高い繁盛店を集める。

 バルゾーンでは、大阪梅田のビジネス街で行列の絶えないすし酒場さしすが、新業態店の洋食酒場「大衆ビストロさしす」を3月下旬にオープン。圧倒的なコストパフォーマンスが梅田で人気の「大衆焼き肉ホルモン大松」が4月上旬、ナンバで人気の海鮮天ぷら「ニューツルマツ」が3月下旬に開業するなど、地元の名店を充実させる。

 バルゾーン以外では、京都ラーメンの元祖で漆黒のスープが有名な「新福菜館」、大阪名物となった豚まんの「551蓬莱」、大阪府箕面市で有名な洋菓子の「デリチュース」など関西の名店を一堂に集める。飲食以外では、レディースファッションの「セルフォード」、「トゥービーバイアニエスベー」、レディースバッグの「チャールズ&キース」、コスメの「イソップ」などがオープンする。

 天王寺ミオは駅ビルの本館と隣接するプラザ館で構成され、JR西日本グループのJR西日本SC開発が運営している。物販、飲食、各種サービスなど350以上の店舗が入居し、天王寺地区の商業拠点になっている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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