仕事で急遽「英語」が必要になったらどうする? 今からできる英語対策【部署異動・転職他】

2020年2月24日 11:21

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 2月も終盤、3月が近づき所属している会社や組織で人事異動が発表された、これから発表されるという人も多いだろう。異動や業務内容変更の可能性などで心落ち着かない季節、そんな中でも急遽「英語」が仕事で必要になってしまったという人もいるはずだ。

【こちらも】時間のないビジネスパーソンがすべき英語の学習法とは?

 英語を使ったメールや書類作成、会議や打ち合わせなど、これまで英語を全く使ってこなかった人が、いきなりやれと言われた場合には戦々恐々となる事態である。

 今回はそのような、これまで仕事で英語を使ってなかったのに、業務で突如英語を使わなければならなくなってしまったという人向けの、英語対策方法をお伝えしたい。

■中学英語をおさらいする

 最後に英語を勉強したのは学生時代、社会人になってからは全く英語を勉強していなかったという人はまず、中学英語をざっとでもいいので復習しよう。

 何を使って中学英語を復習すべきかという話だが、最近では社会人向けの「中学英語復習用書籍」が、様々な種類販売されているので、そうした書籍を使うことが有効だ。時間の無いビジネスパーソン向けに中学英語の要点がまとまっており、短時間で学習できるよう作られている。

 短期間に英語の基礎を復習することで、後述するような英会話学習などの素地を固めることが可能だ。

■隙間時間に英語を勉強するようにする

 仕事で忙しいビジネスパーソンが、英語の勉強のためだけに毎日数時間もまとまった時間を取るのは難しい。そこで、英語の学習時間を確保するためにも、隙間時間を有効活用するようにしよう。

 通勤の時間にリスニングをしたり、昼休憩の時間に少しだけでも単語の学習をしたりすることで、英語の勉強時間を積み重ねられる。隙間時間に勉強しやすいように持ち運び便利な書籍や、スマートフォン向けの本格的な英語学習アプリも多く出ている。そうしたアイテムを使うことで効率的に時間を使っていこう。

■英会話スクール・オンライン英会話を使う

 人事異動やこれから行う新しい業務で英会話を使う可能性があるという人は、英会話スクールやオンライン英会話を使おう。リーディングやリスニングをするのはもちろん重要であるが、それだけでは英語が喋れるようにはならない。

 中学英語レベルであっても、文法や単語を把握できていれば簡単な英会話は始められるため、尻込みは不要だ。

 たとえ短期間での英会話力向上が見込めないとしても、英語で話すことや外国人と会話するということへの抵抗感は、無くすことができる。オンライン英会話であれば、月々1万円以下でのレッスンも可能で、通学の必要も無い。仕事で英会話を使う予定がある場合には、自己投資として積極的に利用していこう。

 ここまで紹介してきた内容を実践するだけでも、英語を使った業務に対する抵抗感や不安感を減らすことができるはずだ。これから仕事で英語を使うという人はぜひ、積極的に事前準備をして欲しい。英語を使わなければいけないというピンチは、考え方を変えればスキルアップのチャンスにもなるのだ。(記事:佐藤辰則・記事一覧を見る

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