警察庁、歩行者だけの状況ならハイビーム使用を励行か

2017年10月4日 07:19

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記事提供元:スラド

maia曰く、 警察庁がハイビーム励行をより一層図るという話がある(grape)。警察庁は平成29年上半期における交通死亡事故の特徴等について(PDF)の中で、

 薄暮時間帯や夜間は「自動車対歩行者」による死亡事故が多く発生していることから、

 歩行者に対しては、反射材用品等の普及・着用を促進 
 自動車運転者に対しては、前照灯について早めの点灯や対向車・先行車がいない状況における上向き点灯(ハイビーム)の使用の励行 をより一層図るべきとしている。「対向車・先行車がいない状況」という限定は、周囲が歩行者だけの状況ならハイビームにしておきましょうという意味なのか。

 警察著の発表によると、夜間・自動車直進中の自動車対歩行者の死亡事故を調査分析したところ、その56%では前照灯を上向きで点灯させていれば回避できた可能性が高いという。前照灯を上向きで点灯させることで、より早い時点で歩行者を確認できるということのようだ。

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