日本初、専用器不要で静脈認証の「バイオパスポート」 NTTテクノクロスが発売

2017年9月13日 07:20

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BioPassportの利用イメージ。(写真: NTTテクノクロスの発表資料より)

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 NTTテクノクロスは12日、専用機器を使わずに静脈認証を可能とする生体認証ソリューション「BioPassport(バイオパスポート)」の販売を12月下旬から開始すると発表した。モバイル端末のカメラに手のひらをかざすだけで静脈認証のうえログオンできる、日本で初めてのソリューションとなる。

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 導入は簡単で、認証ソフトウェアを端末にインストールし静脈のデータを登録すれば完了。専用機器が不要のため、購入やメンテナンスコストもない。モバイル端末にソフトウェアとデータを格納するため持ち運びも楽に行える。価格は1アカウントにつき2年で税別9,600円。また別途初期費用が必要となる。

 利用できるのは、7~12.3インチのディスプレイ、30万画素以上のインカメラを搭載し、Windows10 Home / Proに対応している端末。搭載カメラの性能に依存するものの認証時間は短く、本人が誤って拒否される割合は0.1%、他人を誤って受け入れる割合は0.0003%と精度も高い。さらにパスワードと併せた二段階認証も可能だ。

 もとより静脈は双子であってもパターンが異なる、各人固有のものだ。偽装やなりすましは困難で、誤認証の可能性も基本的にはない。指紋のように薄くなることはなく、生体情報における経年変化の心配も不要だ。セキュリティ性能は極めて高いといえる。

 そしてその活用は、例えば各種窓口業務において期待される。販売窓口やサービス窓口に配備されている共有タブレットに導入すれば、手続き時、担当者の個人認証が速やかに行える。

 ほかにもモバイルワークの際、営業や出張先でも安全に業務をこなせるようになる。紛失したとしても第三者による不正アクセスの危険性は低い。マイナンバーの本格運用などに向けたより厳格なセキュリティ体制の整備が今後予想されるなか、静脈認証の需要も高まっている。(小椋恒示)

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