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中国の量子通信衛星「墨子」、量子もつれ状態の光子を地上送信に成功
記事提供元:スラド
中国が昨年8月に打ち上げた量子通信衛星「墨子」を使い、量子もつれ状態にある光子を宇宙から地上に送信することに成功したと報じられている(共同通信、ウォール・ストリート・ジャーナル、New Scientist、スプートニク)。
墨子は量子鍵配送システムを使った暗号通信を実現することを目的とした通信衛星で、今回の実験成功は世界規模での安全な量子通信を実現する最初のステップになるとしている。
今回は太陽光の影響を受けない夜間に実験が行われたが、今回の成功を受けて、今後は昼間の光子配送を目指すようだ。
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