W杯最終予選、韓国はカタールに敗れ予選突破に暗雲

2017年6月15日 08:48

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 14日(現地時間13日)、サッカーのW杯ロシア大会アジア最終予選第8戦が行われ、A組の韓国はカタールとアウェイで対戦し2-3で敗北した。この結果、韓国はA組2位を維持したものの3位ウズベキスタンとは勝ち点1差のままとなった。韓国の次節はホームでのイラン戦となるが、イランには94年W杯アメリカ大会予選以来勝利していない。最終節はアウェイで2位争いをするウズベキスタンとの直接対決となっており、予選突破に暗雲の漂う2節を残すことになった。

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 試合は前半25分にカタールのハッサン・アル・ハイドゥスが先制する。後半も開始早々の6分にDFの裏に抜け出したアリー・アフィフが追加点を挙げ、カタールが2-0とリードする予想外の展開となった。このまま負けられない韓国も後半17分にキ・ソンヨンが1点を返すと、後半25分にファン・ヒチャンが同点ゴールを決める。しかしカタールもその4分後の後半29分にハッサン・アル・ハイドゥスが再びゴールを奪って3-2と韓国を突き放しこのまま終了。

 A組で2位の韓国はアウェイながらA組最下位のカタールに勝ち点3を奪っておきたかったが、思いもよらぬ敗北を喫した。これでW杯最終予選のアウェーでの試合は1分3敗と全く精彩が無く、W杯9大会連続出場が危うくなっている。

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