ホンダジェットが東南アジアで発売を開始

2017年5月26日 11:35

小

中

大

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

ホンダは自社開発のビジネスジェット機・ホンダジェットを東南アジアで発売すると発表した。ホンダジェットの成功が欧米に比べ遅れている、日本の航空機産業の立ち上がりの端緒となることを期待したい。

ホンダは自社開発のビジネスジェット機・ホンダジェットを東南アジアで発売すると発表した。ホンダジェットの成功が欧米に比べ遅れている、日本の航空機産業の立ち上がりの端緒となることを期待したい。[写真拡大]

写真の拡大

 ホンダ<7267>は自社開発のビジネスジェット機・ホンダジェットを東南アジアで発売すると発表した。

 ホンダで航空機事業を手掛けるホンダ エアクラフト カンパニーは、タイのバンコクに本拠を置くThai Aerospace Service社を東南アジア地域における初のディーラーに指定。40年以上の活動実績を有し、ボーイング、エアバスを始め既に各航空機の取扱いを行っている同社がタイ、カンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、シンガポール、ベトナムにおいてホンダジェットの販売及びサポートを行うこととなる。

 ホンダジェトは日本の国産航空機として、主翼の上にエンジンを配置するユニークなデザインもあり、注目を浴びている。2015年12月からアメリカで既に納入が開始されているが、現在の北米・中南米・欧州の販売網に、今後東南アジアが加わることとなる。尚、日本での販売はなされていない。

 ビジネスジェット機としてクラス最高水準の最高速度、燃費性能、室内サイズを実現したホンダジェットは、市場への新規参入組ながら、2017年第1四半期には15機を顧客に引き渡し済。小型ビジネスジェットのカテゴリーにおいて、同期間に世界で最も多く納入された機体となっている。

 国産の航空機開発としては三菱重工<7011>も旅客機・MRJの開発を行っているが、複数回の納入延期を起こす等、開発に苦戦している。ホンダはビジネスジェット機で、三菱重工は旅客機でありカテゴリーが異なるものの、ホンダジェットは一足先に機体の完成と納入、そしてビジネス展開を行っている。ユーザーからの引き合いも多く、昨年にはノースカロライナ州の航空エンジン工場に2100万ドル(約23億円)を投じ、航空エンジンの生産能力の拡大投資も行っている。

 GHQの占領方針から、日本では戦後に航空機の開発が禁止された結果、欧米メーカーに比べ航空機開発が遅れた、という歴史的経緯が存在している。ホンダジェットの成功が、日本の航空機産業の立ち上がりの端緒となることを期待したい。(編集担当:久保田雄城)

■関連記事
MRJ納入予定延期も、新たに20機受注
ホンダジェット好調!受注100機超のビジネスジェットとは?
ホンダジェットに搭載するエンジンが米で型式認定を取得し量産を開始

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワードホンダアメリカシンガポールタイ(国)ミャンマーベトナムマレーシアカンボジアMRJ(三菱リージョナルジェット)ボーイングHondaJet(ホンダジェット)エアバス

「船舶・航空業」の写真ニュース

企業・産業の最新ニュース

RSS

もっと見る

主要ニュース

RSS

もっと見る

広告

広告

SNSツール

RSS

facebook

zaikeishimbun

いいね!

twitter

@zaikei_company

フォロー

google+

Hatena

広告

ピックアップ 注目ニュース