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トヨタとKDDI、グローバル通信プラットフォームを構築
「グローバル通信プラットフォーム」の概念図(トヨタ自動車の発表資料より)[写真拡大]
トヨタ自動車とKDDIは2日、車載通信機(データ・コミュニケーション・モジュール、DCM)とクラウド間の通信に関し、高品質で安定した通信をグローバルに確保するために、従来のローミングサービス等に依存しない、グローバル通信プラットフォームの構築を推進すると発表した。
今回構築するグローバル通信プラットフォームは、グローバル共通DCMを搭載した車両の位置情報から、国・地域ごとに選定した通信事業者への自動的な接続・切替と、通信状態の監視を統合的に行うもの。通信の接続・切替は、ローミングに依存せず、DCMに内蔵されたSIMの設定情報を通信による書き換えで行うことで、選定した通信事業者に直接接続が可能となり、利用者は低価格で高品質の通信を使えるという。
このプラットフォームはトヨタとKDDIが共同で企画・設計し、開発・運用はKDDIが行う。また、各国における通信回線は、KDDIがもつ600社以上の海外通信事業者との関係を生かし、トヨタとKDDIが共同で選定・調達し、当通信プラットフォームに組み入れていく。
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