ドコモなど、認知症や白内障もわかるセルフ検査装置を中国で実証実験

2016年2月17日 06:09

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「ネットワークヘルスキオスク」(NTTドコモ発表資料より)

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 NTTドコモは16日、病院の受診が必要かを判断できるセルフ健康検査装置に同社が研究開発した呼気計測装置を実装し、メーカーなどとともに中国で実証実験を開始することを発表した。

 検査装置は、スマートサービステクノロジーズ(SST)が開発・製造する「ネットワークヘルスキオスク」。実証実験をするのはドコモとSST、公益財団法人社会システム実証センターと九州大学システムLSI研究センターの4者。3月31日から1年にわたり上海で1万人を対象に有用性などを調べる。

 同装置は、画面の案内に従いながら備え付けの各種センサや健康管理機器を自分で操作し、自身の健康状態に異常がないかを検査できる。身長、体重、血圧、体脂肪率、体温、脈拍、視力、聴力、肺活量、緑内障、白内障、心電波形、メンタルヘルス、認知症など計14項目以上の検査が可能。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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