ホンダ、小型ジェット機「ホンダジェット」の引き渡しを開始

2015年12月24日 22:27

印刷

ホンダエアクラフトカンパニーは、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット(HondaJet)」の引き渡しを開始した。(写真提供:ホンダ)

ホンダエアクラフトカンパニーは、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット(HondaJet)」の引き渡しを開始した。(写真提供:ホンダ)[写真拡大]

  • ホンダエアクラフトカンパニーの小型ビジネスジェット機「ホンダジェット(HondaJet)」の引き渡し開始を祝う同社従業員。(写真提供:ホンダ)

 ホンダの米航空機事業子会社ホンダエアクラフトカンパニーは23日、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット(HondaJet)」の引き渡しを開始したと発表した。

 同社によると、同社は現在、約54万平方メートルの敷地を有し、生産工場でホンダジェットを量産している。カスタマーサービスセンターでは、整備など各種アフターサービスを行う体制も整ったという。

 ホンダジェットは、主翼上面のエンジン配置や自然層流翼型、一体成型複合材胴体といった独自技術を採用しており、同社調べでクラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能、室内サイズを実現している。北米、欧州、ブラジルなど、合計11の拠点を通じて販売している。

 同社の藤野道格社長は、「近い将来、多くのホンダジェットを世界中の空港でご覧いただけるように努力を続けていきたい」とコメントしている。

関連記事