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三菱化学、植物工場が神奈川県の「未病」ブランドに認定―県内でベビーリーフの販売開始
植物工場の写真。(三菱化学の発表資料より)[写真拡大]
三菱化学は5日、同社の完全人工光型植物工場システムが、神奈川県が「未病」産業関連の優れた商品・サービスを認定する「ME-BYO BRAND」に認定されたと発表した。
神奈川県は、健康と病気の間を連続的に変化する心身の状態を「未病」として考え、「ME-BYO BRAND」の認定を通じて、誰もが健康で長生きできる社会の実現を目指している。
三菱化学によると、同社の植物工場で栽培されるベビーリーフは、一般の野菜に比べビタミンA、ビタミンK、カリウム、葉酸などの栄養素が豊富で、年間を通じて栄養素の濃度が一定に保たれるという特徴があるという。
また、三菱ケミカルホールディングスグループ傘下の健康ライフコンパスが提供する簡易血液検査「じぶんからだクラブ」による定期的なチェックと組み合わせることによって、運動習慣の見直しや食事メニューの効果的な改善につながることから、「未病を治す」ことが期待できると評価され、「ME-BYO BRAND」の第3号として認定された。
同社は、神奈川県小田原市の植物工場で栽培したベビーリーフを数種類組み合わせたミックスベビーリーフを10月初旬から神奈川県下のスーパー、百貨店を通じて、「キュアリーフ」の製品名で販売を開始する。
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