三菱樹脂、豪州に太陽光利用型植物工場竣工

2015年7月17日 14:57

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太陽光利用型植物工場外観(三菱樹脂の発表資料より)

太陽光利用型植物工場外観(三菱樹脂の発表資料より)[写真拡大]

 三菱樹脂は17日、オーストラリアのビクトリア州に建設を進めてきた約5,000平方メートルの太陽光利用型植物工場が完成し、15日に竣工式を行ったと発表した。

 同社が現地法人「KAITEKI Fresh Australia Pty Ltd」を昨年7月に設立し、オーストラリアで野菜を生産し、販売までを行う事業を行うために建設された。現在、植物工場産野菜の試験販売を進めており、今秋から同国市場に向けて販売を開始する予定。

 この植物工場は三菱樹脂グループの三菱樹脂アグリドリーム社の閉鎖型苗栽培システム「苗テラス」、葉菜類養液栽培システム「ナッパーランド」を組み合わせた技術が使われている。節水し、かつ安定的に無農薬葉物野菜を周年供給することができる。

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