テンプスタッフ、パナソニックの人材サービス子会社を買収

2014年12月24日 13:26

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テンプスタッフは、パナソニックの100%子会社で、事務および技術者の派遣・請負事業を展開するパナソニック エクセルスタッフを買収する。写真は、テンプスタッフのWebサイト。

テンプスタッフは、パナソニックの100%子会社で、事務および技術者の派遣・請負事業を展開するパナソニック エクセルスタッフを買収する。写真は、テンプスタッフのWebサイト。[写真拡大]

 テンプスタッフとパナソニックは24日、パナソニックの100%子会社で、事務および技術者の派遣・請負事業を展開するパナソニック エクセルスタッフの株式の66.61%をテンプスタッフが譲り受けることで合意したと発表した。両社は2015年3月31日にクロージングを予定しており、4月1日の新体制発足を目指す。

 テンプスタッフは、は中期経営計画を策定し、目指す指標として「利用者数・雇用者数No.1」を定めた。成熟産業から成長産業への失業なき労働移動、仕事と子育ての両立支援など働き方の多様な選択肢の提供を通じ、雇用の流動化と安定化を目指している。一方、パナソニック エクセルスタッフは、「就業を希望する人」と「人材を求める企業」を信頼で結ぶことにまい進してきた。

 今回の株式譲渡で、両社の有する顧客基盤・ネットワーク、サービスラインを融合し、業界有数の成長性・収益性確保による企業価値向上を目指す。そして、アジアを代表する人材サービスのリーディングカンパニーを目指す方針だ。

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