セブン-イレブン、来年夏にドバイに進出　中東で初出店

　セブン&アイ・ホールディングスは17日、同社のアメリカの法人「7-Eleven, Inc.」と、5月28日に設立されたアラブ首長国連邦（UAE）の法人「SEVEN EMIRATES INVESTMENT L.L.C」の間でマスターフランチャイズ契約を交わし、来年夏からUAEにセブン-イレブンを出店すると発表した。セブン-イレブンの中東への出店は初めて。

　出店に際しては、7-Eleven, Incがマスターフランチャイザー（本部）となり、SEVEN EMIRATES INVESTMENT L.L.Cがマスターフランチャイジー（加盟者）として店舗を展開する。まず、来年夏にUAEの首都ドバイを持つドバイ首長国に出店し、その後、UAE各地に出店を進めていくとしている。

　なお、SEVEN EMIRATES INVESTMENT L.L.Cの代表者には、UAEのカリファ大統領の孫にあたるザイード王子が就任する。（記事：松本 茂樹・記事一覧を見る）