全日空、ANAマイレージクラブを2013年1月よりリニューアル

2012年11月5日 18:13

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 全日本空輸(ANA)は5日、2013年1月より、日頃からANAグループ便を数多く利用しているプレミアムメンバー向けのプログラムを中心に、ANAマイレージクラブのサービスを順次リニューアルすると発表した。

 今回のリニューアルでは、アジア路線プレミアムポイントの積算率アップをはじめ、2014年度以降は日本の航空会社で唯一のサービス提供となるアップグレードポイントの基準変更や、ANAゴールドカード・ANAカードプレミアム保有者に対する積算率のアップなどを実施する。

 具体的には、2013年1月1日からアジア路線(台湾・ソウルを含む)のプレミアムポイント倍率を1.5倍にアップする。また、プラチナサービス、ブロンズサービスへの到達基準に、新たにANAグループ便利用分のポイント数を反映する。到達基準のポイント数は従来通りで変更ないが、新たにそれぞれの到達基準の半分以上をANAグループ利用便によるポイントとする条件を設定する。

 2013年4月1日搭乗分からは、座席クラスを基本とした従来の積算率を見直し、購入時の各種条件(予約クラス)を加味したより弾力性のある積算率に変更する。例えば、ビジネスクラスの積算率はこれまで一律125%だったが、2013年4月1日搭乗分からは各種条件(予約クラス)に準じて、普通運賃は150%、ビジ割運賃は125%、パッケージツアー用運賃は70%となり、ビジネスシーンにおけるマイルポイントがますます貯まりやすくなる。

 さらに、2014年4月1日以降、プレミアムメンバーの顧客や、ANAゴールドカード・ANAカードプレミアムを保有している顧客が、より多くのボーナスマイルを獲得できるよう積算率を見直す。各ステイタスとも、初年度と2年目(連続)以降の積算率に差を設けるとともに、ANAゴールドカード・ANAプレミアムカードの所有者については積算率を5%アップする。

 また、2014年4月1日より、アップグレードポイントの付与条件をANAグループ運航便の利用実績に応じて付与する新しい基準に改定する。今回の改定では、日頃よりANA便をよく利用している顧客がよりポイントを貯めやすい基準となる。

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