ドコモがゲーム配信を開始、「dゲーム」と「dショッピング」を発表

2012年10月11日 12:58

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 NTTドコモは11日、「dマーケット」に新たに「dゲーム」及び「dショッピング」を開設すると発表した。「dゲーム」は2012年11月下旬から、「dショッピング」は12月中旬から提供を開始する予定。

 これまで「dマーケット」では、動画や音楽、電子書籍等のデジタルコンテンツを提供してきたが、コンテンツジャンルの拡充として「dゲーム」を提供する。「dゲーム」は、バンダイナムコゲームス、コナミデジタルエンタテインメント、セガ、スクウェア・エニックスをはじめ大手のゲーム会社と協業し、厳選したゲームをドコモが提供するサービス。ドコモオリジナルの新作を含め、良質なゲームを安心・安全に配慮しながら提供する。

 「dゲーム」の基本料・登録料は無料。ゲーム内のコンテンツについては一部有料となる。また、月額課金モデルのゲームも今後提供する予定。ゲーム内の有料コンテンツ等は、前払いでチャージすることができる「dコイン」で購入できるほか、ドコモポイントで交換することも可能。「dコイン」のチャージは「ドコモ ケータイ払い」に対応しているため、毎月のドコモの携帯電話料金と一緒に支払うことができる。また、未成年ユーザーへの課金制限や機能制限などを設けているため、青少年の安心・安全な利用にも配慮している。

 提供開始当初はソーシャルゲームを中心に、新作のドコモオリジナルタイトルを含め、15タイトルを用意する。今後も魅力的な新作ならびに人気タイトルを追加していく予定。また、ドコモ以外のスマートフォン・携帯電話でもサービスを利用できるため、契約の携帯電話会社によらずゲームを楽しむことができる。今後も、ソーシャルゲームに限らずさまざまなゲームを拡充するとともに、将来的にはグローバル展開も目指していく。

 さらに今回、デジタルコンテンツの展開に加えて、スマートライフの実現に向け、より顧客の生活に密着し日常を便利にするために「dショッピング」を提供する。

 「dショッピング」は、スマートフォンやタブレットで簡単に、日常的に利用できるネットショッピングのサービス。「ドコモ ケータイ払い」に対応しているため、購入代金を毎月のドコモの携帯電話料金と一緒に支払うことができる。また、ドコモポイント交換による購入も可能で、購入金額に応じてドコモポイントが貯まる。さらに、「しゃべってコンシェル」に対応し、話しかけるだけで欲しい商品を簡単に探すことが可能。

 提供開始当初は水・飲料などの食品、洗剤・シャンプーなどの日用品や、「らでぃっしゅぼーや」の有機野菜、「オークローンマーケティング」の通販商品など、約7万アイテムを用意する。また、「タワーレコード」とも連携しており、「dショッピング」から「タワーレコード」のオンラインショップへのリンクも用意する。今後は随時取り扱い商品を拡充していく予定。

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