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【注目銘柄】フォスター電機はV字回復業績を買い直し割安修正で急反発
フォスター電機 <6794> は18日、51円高の1246円まで上げて急反発している。同社と業績的にも株価的にも連動性が強い米アップル社が、6月11日に開催した世界開発者会議が市場の期待を下回ったことから、同社株価も下値もみ合いが続いたが、今3月期業績のV字回復を見直し割安修正買いが再燃しており、チャート的にも底打ち上昇転換した5日移動平均線が、25日移動平均線を上抜いたことも上値期待を高めている。
同社の業績は、米アップル社のiPhone、iPad向けのヘッドホン・ヘッドセットが好調に伸び、連続過去最高ペースで推移したが、前3月期にレアアース・マグネットの原材料の上昇に直撃され、業績下方修正が続き、純利益は、11億2300万円(前々期比75%減)と続落したことがネガティブ・サプライズとなって、年初来安値962円まで突っ込んだ。
これに対して今期業績は、原材料価格が下落傾向にあることや業務改革の推進、新製造システムの構築などからV字回復を予想、純利益は、30億円(前期比2.6倍)と市場コンセンサスを上回った。
株価は、年初来安値から同高値1441円まで5割高して、この半値押し水準から再騰している。PER9倍台、PBR0.8倍の割安修正から一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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