イオン、「朝7時から朝9時」の買い物がお得に キャンペーンを実施

2012年5月30日 17:03

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 イオンは30日、今夏、電力使用を抑えながら快適に過ごすライフスタイルの提案として、「イオンの快夏宣言」を6月1日より全国の総合スーパー「イオン」ならびに食品スーパー「マックスバリュ」など約1,200店舗で展開すると発表した。

 具体的には、朝7時からの買い物を楽しんでもらうため、朝7時から朝9時の間に一定金額以上の買い物をした顧客に割引クーポンを発行する。また、朝7時から朝9時までに500円以上の買い物をすると、1日1回来店スタンプを押印する。スタンプ数が多いほど特典が増え、最大で月間26日以上の来店で2,500円相当のお買い物券をプレゼントする。そのほか、各店舗では朝7時から朝9時までの間、曜日ごとに野菜や菓子、冷凍食品など、商品カテゴリーで5%の割引を実施する。

 さらにイオンでは、「お客さまのご家庭での節電を応援したい」との想いから、夕方4時からの総菜(デリカ)売場を強化する。「トップバリュ 牛肉コロッケ」や「トップバリュ 枝豆」など、夏の夜の食卓にぴったりなメニューを豊富に取り揃え、家庭での調理に伴う電力負担の軽減を提案する。また、一部の店舗では、夕方4時から限定のお買い得商品を展開する。

 経済産業省によると、今夏は昨年以上に電力供給の不足が懸念されるため、家庭や事業所などにおいて全国的に朝9時~夜8時までの電力使用量の削減が必要とされている。イオンは、企業のサマータイム導入や、昼の暑い時間帯に屋外で活動するのを避けるなど、顧客のライフスタイルが変化することで早朝の買い物需要が高まることを受け、朝7時からの営業店舗を順次拡大していく方針。

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