関連記事
日経平均は反発、買い先行も上げ幅限定的/ランチタイムコメント
*12:01JST 日経平均は反発、買い先行も上げ幅限定的
日経平均は反発。308.84円高の66424.44円(出来高概算8億1149万株)で前場の取引を終えている。
前日22日の米国株式市場は反落。ダウ平均は6.06ドル安の52218.58ドル、ナスダックは146.31ポイント安の25690.90で取引を終了した。トランプ大統領がイランと当面交渉する意向がなく、攻撃を強化する可能性を警告したことを背景とした原油価格の上昇や金利高が嫌気され、寄り付き後、下落。ダウは一部企業決算を好感し上昇に転じたものの、終盤にかけ失速し下落に転じた。ナスダックは終日軟調に推移した。
米株式市場の動向を横目に、23日の日経平均は305.41円高の66421.01円と反発して取引を開始した。寄り付き後は、前日の米国市場でナスダックが軟調に推移したものの、東京市場では値がさ半導体株への買いが継続し、指数を押し上げた。一方、トランプ大統領が対イラン攻撃を強化する可能性を警告したことによる原油高や米金利上昇が重荷となり、上値を追う動きは限定的。日経平均は66400円を挟んだ狭いレンジでのもみ合いが続き、前引けにかけても方向感の乏しい展開となった。
個別では、アドバンテ<6857>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、村田製<6981>、キオクシアHD<285A>、ディスコ<6146>、TDK<6762>、豊田通商<8015>、ファナック<6954>、スクリン<7735>、住友電<5802>、良品計画<7453>、荏原<6361>、住友鉱<5713>などの銘柄が上昇。
一方、ファーストリテ<9983>、コナミG<9766>、テルモ<4543>、フジクラ<5803>、イビデン<4062>、信越化<4063>、太陽誘電<6976>、京セラ<6971>、住友不<8830>、KDDI<9433>、味の素<2802>、リクルートHD<6098>、HOYA<7741>、中外薬<4519>、トレンド<4704>などの銘柄が下落。
業種別では、銀行業、鉱業、機械などが上昇した一方で、不動産業、精密機器、食料品などが下落した。
後場の日経平均株価は、66000円台前半での底堅い展開が想定される。値がさ半導体株への買いが指数を下支えしており、米国で主要ハイテク企業の決算発表を控えるなか、AI関連を軸とした物色の流れは継続しやすい。一方、トランプ大統領が対イラン攻撃を強化する可能性を警告するなど中東情勢を巡る不透明感は根強く、原油価格の上昇や米長期金利の動向が引き続き重荷として意識されよう。原油高を背景に鉱業や石油関連には資金が向かっているものの、食料品や小売業など内需系の一角は軟調で、物色の広がりを欠く面もある。そのほか、ここから国内主要企業の4-6月期決算発表が始まることも手控え要因となる。今晩以降の米ハイテク株決算や経済指標を見極めたいとの思惑から積極的な上値追いは手控えられやすく、前日の急伸後の水準を維持できるかが焦点となろう。《AK》
スポンサードリンク

