22日のNY株式市場は小幅反落、企業決算とイラン情勢を見極め

2026年7月23日 10:52

印刷

記事提供元:International Business Times

Photo by Maxim Hopman on Unsplash

Photo by Maxim Hopman on Unsplash[写真拡大]

22日の米株式市場は小幅に下落した。投資家は企業決算と中東情勢の展開を見極めている。S&P500種株価指数は0.14%下落した。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は0.57%安と、S&P500を下回る値動きとなった。ダウ工業株30種平均はほぼ横ばいだった。

一方、米国とイランの停戦見通しが依然として暗いなか、原油価格は上昇を続けた。

国際指標となる北海ブレント原油は3.23%上昇し、米東部時間午後3時51分時点で1バレル93.35ドルとなった。米国の指標である米国産標準油種(WTI)は同時刻に2.75%高の1バレル86.66ドルだった。

情勢は一段と激化する可能性が高まっている。ドナルド・トランプ米大統領は22日、イランが「ホルムズ海峡で船舶を攻撃する」たびに、米国は橋または発電所を標的にすると述べた。

トランプ大統領はソーシャルメディアへの投稿で、「今後、イラン・イスラム共和国がミサイル、ロケット弾、ドローン、その他の装置や兵器によってホルムズ海峡の船舶を攻撃するたびに、米国は首都テヘランの隣接地域または市内にあるものを含め、橋または発電所を1カ所爆撃し、破壊する」と表明した。

米国はここ数日、イランの標的に対する攻撃をすでに拡大しており、橋やエネルギー関連施設のほか、イランの主要港にある監視塔も標的としている。

一連の攻撃には、イランの主要港バンダルアバスと、イラン中部やテヘランへ通じる道路との接続を断つ狙いがあるようにみえる。

テヘランは17日、初めて「電力インフラ」が攻撃を受けたことを認めた。これを受け、イランのエネルギー省は南部各州の住民に節電を呼びかけた。

イラン国会のモハンマド・ガリバフ議長はトランプ大統領の投稿に反応し、「戦争の方程式は明確だ。すべてか、何もなしかだ」と述べた。

ガリバフ議長はさらに、「われわれが石油を販売しない地域では、誰も石油を販売することはない。われわれの安全が保証されなければ、いかなるインフラも安全ではない。海峡の安全は米軍が存在しないことにかかっている。海峡の状況が戦争前の状態に戻ることはないと、われわれは繰り返し述べてきた」と語った。

イランは、この重要な水路の支配を目指すとしており、イラン軍との調整なしに通航しようとする船舶を攻撃している。米国はこれに対して報復を続けている。

※この記事はInternational Business Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

関連キーワード

関連記事