関連記事
サムスン、折りたたみスマホの画面のシワを軽減する「Flex Titanium」技術を発表
サムスンは、次世代折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 8」シリーズに搭載される新しいディスプレイ技術「Flex Titanium」を発表した。この技術は、ユーザーからのフィードバックを反映し、耐久性や携帯性を損なうことなく、画面のシワを目立たなくすることを目指して開発されたものである。2026年7月22日にロンドンで開催される「Galaxy Unpacked」イベントにて、さらなる詳細が明らかになる予定だ。
■Flex Titaniumの仕組み
サムスンのプレスリリースによると、この技術の実現には、日常的な使用に耐えうる耐久性、頻繁な折りたたみに対応する柔軟性、そしてデバイスの限られた構造スペースに収まる薄さを兼ね備えた素材が必要であった。最終的にチタンが最適な素材として選ばれ、「チタン合金フィルム」と「チタンプレート」という2つの重要な部品に統合された。
チタン合金フィルムはOLED(有機EL)パネルの直下に配置され、内部の支持層として機能する。従来のポリマーフィルムと比較して20倍の機械的剛性を持ちながら、その厚さは人間の髪の毛の約3分の1という極限の薄さを実現している。これにより、外観デザインを損なうことなく、頑丈な構造を提供することが可能になった。
フィルムの下に位置するチタンプレートは、折りたたみ部分にレーザー加工による「微細なパターン穴(マイクロパターンホール)」を施している。この格子状の構造により、ディスプレイモジュールとプレート上の接着剤との間の空気の隙間(エアギャップ)を排除し、より強固な結合を可能にした。結果として、デバイスを開いたときの安定したサポートと、繰り返しの折りたたみに耐える柔軟性を両立させている。
■過酷な耐久テストの裏側
海外メディアのTom's Guideが報じたテスト情報によると、サムスンはこの新しいディスプレイ技術の信頼性を証明するため、過酷な環境下での検証を行っているという。同メディアの報告によれば、さまざまな温度設定で折りたたみテストが実施されており、常温で50万回、マイナス4華氏度(約マイナス20度)の極低温下で6万回、140華氏度(約60度)の高温下で30万回の折りたたみ試験をクリアしている。
さらに別の実験では、21.7グラムの金属球を最大50センチメートルの高さから落下させても、ディスプレイの表面に傷がつかないことが確認された。また、硫酸バリウム素材で覆われた光源を用い、8つの異なる方向から光を当てて画質や反射のテストを何度も繰り返していると報じられている。
■注目ポイントQ&A
●Flex Titaniumとは何ですか?
サムスンの次世代Galaxy折りたたみデバイスに搭載される新しいディスプレイ技術です。チタン合金フィルムとチタンプレートという2つのチタン製部品を組み合わせることで、デバイスの薄さを維持しながら耐久性を向上させ、画面のシワを目立たなくします。
●2つのチタン部品はそれぞれどのような役割を持っていますか?
チタン合金フィルムはOLEDパネルの直下にあり、従来のポリマーフィルムの20倍の剛性を持ちながら、髪の毛の約3分の1の薄さで画面を支えます。チタンプレートはフィルムの下にあり、微細な穴を施した格子構造によって接着面の空気の隙間をなくし、折りたたみの柔軟性と展開時の安定性を両立させています。
●Galaxy Z Fold 8の詳しい情報はいつ発表されますか?
2026年7月22日にロンドンで開催される「Samsung Galaxy Unpacked」イベントにて、価格や発売時期、実機におけるFlex Titaniumの動作を含めた詳細が発表される予定です。
元記事: Samsung’s Latest Flex Titanium Technology Innovates Foldable Phone Industry
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
スポンサードリンク

